Ubuntu Weekly Recipe

第593回 Synology DiskStationのクライアントとしてUbuntuを使用する

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Synology Drive Client

Synology Driveはバックアップと同期の機能を提供します。Synology Drive Clientを使用するためにはDiskStationに「Synology Drive Server」をインストールする必要があります図3⁠。

図3 DiskStationにSynology Drive Serverをインストールする

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UbuntuにSynology Drive Clientをインストールし,起動するとウィザードが表示されます図4⁠。⁠今すぐスタート」をクリックしてください。

図4 Synology Drive Clientの起動直後

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Synology Drive Clientはファイルの同期とバックアップの両方に対応しています。前者はDropboxやNextcloudのような役割で,後者はDéjà Dupのような役割と理解すれば簡単でしょう。まずは前者の設定を行うので,⁠同期タスク」をクリックしてください図5⁠。

図5 同期またはバックアップのタスクを選択

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DiskStationに接続するための設定を行います図6⁠。先ほど設定したQuickConnect IDはここで使用します。あとはユーザー名とパスワードを入力して「次へ」をクリックしてください。

図6 接続に必要な情報を入力する

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次に表示されるのはサーバーとクライアントの同期フォルダーの場所です図7⁠。あくまで個人用です。⁠次へ」をクリックすると共有フォルダーを設定できます図8⁠。使用する場合は「完了」を,使用しない場合は「あとで」を選択して「完了」をクリックしてください。

図7 サーバーとクライアントの同期フォルダーの場所を選択する

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図8 共有フォルダーの設定もできる

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Synology Drive Clientが起動します図9⁠。機能を解説するウィンドウが表示しているのでこれを閉じ,続けてバックアップの設定も行いましょう。⁠バックアップ」「バックアップタスクの作成」をクリックしましょう図10⁠。

図9 設定が完了すると「おめでとうございます」と表示される

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図10 ⁠バックアップタスクの作成」をクリックする

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まずは接続先の設定ですが,先ほど設定したので何もせず「次へ」をクリックします図11⁠。続けて今回の設定のキモであるバックアップ元とバックアップ先を設定します図12⁠。この図だとわかりにくいのですが,ホームフォルダーだけではなくシステム全体のフォルダーもバックアップ対象にできます。もちろん読み取りのパーミッションは必要です。

図11 そのまま「次へ」をクリックする

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図12 バックアップの場所を選択する

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「バックアップ先」は特にこだわりがなければこのままでいいでしょう。設定が終わったら「次へ」をクリックしてください。⁠バックアップモードの選択」は読んでのとおりです図13⁠。通常は「継続的バックアップ」でいいでしょうが,手動のほうがいい場合やスケジュールによってバックアップを行うほうがいいこともあるでしょうから,普段どのようにPCを使用しているかで決定してください。もちろんあとから設定を変更することもできます。

図13 バックアップモードを選択する

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「次へ」をクリックしたら今回設定した内容の概要が表示されますので,確認後「完了」をクリックしてください図14⁠。

図14 設定を確認して「完了」をクリックする

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著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese TeamとLibreOffice日本語チームのメンバー。LibreOffice,VirtualBox,Joplin,Budgieデスクトップなどの翻訳を手がける。技術同人サークルteam zpn主宰。ほか原稿執筆を少々。