iOS/iPadOS 16.4リリース ホーム画面に追加したWebアプリ(PWA)からの通知が可能に。またUnicode 15.0の絵文字も追加される

3月27日、iOS/iPadOS 16.4がリリースされた。様々な点が改善されたが、この記事では多くのユーザーにとって身近な話題となる、Webアプリからの通知と、最新の絵文字の追加について紹介する。

ホーム画面に追加したPWAアプリからの通知が可能に

Safariのバージョンは16.4に上がっている。

特に興味深い点としては、ホーム画面に追加したWebアプリの(PWA)からの通知(Web Push)が利用可能になったことが挙げられる。これにより一般層へのPWAの普及の目途がたったといえるだろう。実際に普及するかは不明なところがあるが、すでにTwitterやMastodon、MisskeyといったSNSはホーム画面に追加して、通知を利用できる。また、Badging APIもサポートした。これにより、ホーム画面に追加したアイコン上で通知数などを表示するアプリも増えていきそうだ。

図1 SafariでMastodonのWebページを開いてホーム画面に追加し、設定を行い、ロック画面等に通知を表示させてみた
図1

また、CSSやJavaScript、APIの既存機能の改善・新機能の追加などがされている。詳しくは、上記WebKitのページを参照のこと。

Unicode 15.0の絵文字が追加された

また、iOS/iPadOS 16.4ではUnicode 15.0の絵文字が追加された[1]

図2 iOS/iPadOS 16.4のUnicode 15の絵文字を表示させてみた(添えている日本語は、変換するための語句)
図2

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