Oracleは2023年9月19日、Java 21を正式にリリースした。Java 21はLTS
Java 21 is now available! The new release delivers 15 JDK Enhancement Proposals to help developers increase productivity. https://
— Oracle (@Oracle) September 19, 2023t. #CloudWorld pic.co/ jaDQuuQqLr twitter. com/ eBWqllgCuL
Java 21ではバーチャルスレッドが採用され、OSから提供されるスレッドとは別に仮想的なスレッドを利用できる。これを有効に活用してこれまでよりスループットの高い処理を行うことが可能となる。
またswitch式でパターンマッチングを行うことにより、複雑なデータ指向のクエリを簡潔に書くことができるようになった。さらに、レコード値を分解するレコードパターンを使用してパターンマッチングが可能になっている。
このほか、プレビューリリースとして、Mainメソッドに名前のないクラスとインスタンスが使用できるようになった。プログラミングの学びはじめに単一クラスの単純な宣言でのプログラムを作成して動作を見ることができ、段階的により高度な機能を使用できるようにプログラムを拡張していくことができる。
その他の主な特徴はOracleのブログ等にまとめられている。