VMware Workstation ProとFusion Proの個人使用が無償に

VMwareは2024年5月13日、VMware Workstation Pro(Windows/Linux用)とFusion Pro(macOS用)のサブスクリプションを変更し、無料の個人利用、および有料の商用利用の2つのサブスクリプションを提供することを発表した。

Mac、Windows、Linuxで仮想環境を利用したいユーザは、新しいダウンロードポータルにユーザ登録して最新のビルドをダウンロードするだけで無料で利用可能となる。FusionおよびWorkstationを仕事で使用するユーザは、有償の商用サブスクリプションが必要。これは認定Broadcom Advantageパートナーを通じて購入できる。

VMware Workstation Player⁠Fusion Playerの販売は終了へ

フル機能を備えたProバージョンが個人使用無料、商用使用有料となるため、より機能の低いVMware Workstation PlayerおよびVMware Fusion Playerの提供は終了となる。 個人でPlayer製品を使用しているユーザは、フル機能のProバージョンに無料でアップグレードできる。Workstation Playerはこれまでと同様Workstation Proにバンドルされるため、アプリとしては継続提供される。

Fusion Playerの個人使用ライセンスを持つユーザーは、Fusion 13.5.2に更新してライセンスキーを削除するだけで継続利用が可能。既存のPlayerキーを削除すると、追加のキーを必要とせずに完全な個人使用向けProライセンスのロックが解除される。またWindows およびLinux用のWorkstation Playerの場合、Workstation Proを新たにダウンロードしてインストールする必要がある。

商用ライセンスを持つFusion Player 13およびWorkstation Player 17ユーザは引き続き製品を利用でき、新たなライセンスキーを入手する必要はない。

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