Wordレイアウトで「こうしたい」事例事典 2003/2002対応
2005年3月31日紙版発売
西上原裕明 著
B5変形判/336ページ
定価2,948円(本体2,680円+税10%)
ISBN 4-7741-2327-7
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書籍の概要
この本の概要
「こんなレイアウトにしたいのに具体的な実現方法がわからない」というWordユーザーに向けて,さまざまな書式やレイアウトの事例を多数掲載し,その作り方やポイントを解説します。デザインのアイデア満載でお手本として大いに役立つ1冊です。
こんな方におすすめ
- Wordの中級者。操作はひととおりわかるが、作りたい文書の具体的な実現方法がよくわからない人。
- 凝った文書作りの見本がほしい人。
- Wordのレイアウトで詳しい設定が知りたい人。
目次
Part1 覚えておきたい 版面設計のポイント
- 1-1 文書の紙面を構成する要素
- 1-2 版面を設計する上で知っておきたいテクニック
- 「版面率」を使いこなして紙面の性格を明確にする
- 「図版率」でも紙面の性格は変わる
- デザイナーの必須テクニック「グリッドシステム」
- 1-3 Wordで版面を設計するさいの基本手順
- ページデザインの大枠を決める
- 基本フォントとフォントサイズを決める
- 基本行数と基本文字数を決める
- 【コラム】行送り,行間,行高……Wordの用語の問題点
- 【コラム】あとから版面設計を変える場合の問題点
- 1-4 Wordで「グリッドシステム」を実現するには
- グリッドの基本サイズは本文の行高と字送りで決まる
- ページ全体のグリッド数を割り出す
- グリッドをもとにしてWord文書のページ設定を行う
- Wordのグリッド機能を有効にする
- ヘッダー・フッターに描画キャンバスを置く
- オートシェイプを使ってレイアウトブロックを描く
- グリッドを基準にして余白の大きさを決める
- Wordのグリッド機能を使ってレイアウトする
- 【コラム】縦書き文書の問題点
Part2 文書作りに役立つ レイアウトテクニック
- 2-1 版面設計のアイデア
- 版面を中央に寄せるパターン
- [解説]版面の大きさと余白の決め方
- 版面を左または右に寄せるパターン
- [解説]余白の決め方とインデント
- 版面を外側に寄せるパターン
- [解説]見出しのインデントのポイント
- 2-2 ページ番号,柱,ページ飾りのアイデア
- ページ番号の位置を左右に振り分ける
- [解説]ページ番号を左右に振り分けるには
- ページ番号を<>や−で囲む
- [解説]ヘッダー・フッター領域への文字入力
- 【コラム】ページ番号を入れる2つのコマンド
- 【コラム】ヘッダー・フッター,ページ番号の書式を変えるには
- ページ番号を余白に置く
- [解説]インデントの設定
- 本文とフッターの間に罫線を引く
- [解説]段落罫線のインデントと行高
- ページ番号やフッターに網を掛ける
- [解説]網かけ段落のインデントとページ番号の位置
- ページ番号をオートシェイプで飾る
- [解説]オートシェイプの配置形式
- ページ番号を本文の横に置く
- [解説]テキストボックスの中にページ番号を置く
- 【コラム】図の配置形式には7つの種類がある
- 【コラム】描画キャンバスを使わずにオートシェイプを描くには
- ページ番号のかわりに用紙枚数を入れる(袋とじ)
- [解説]フッター領域に用紙枚数の計算式を入れる
- 章見出しを自動的に「柱」にする
- [解説]「StyleRef」フィールドで実現
- 文書名や作成者名,最終保存日などを自動的に柱にする
- [解説]文書情報のフィールド
- 【コラム】Word文書に文書情報を登録するには
- 柱をページの端に置く
- [解説]ヘッダー・フッター画面にテキストボックスを配置
- 本文をページ罫線で囲む
- [解説]ページ罫線を付ける位置を指定する
- 本文の上下にページ罫線を付ける
- [解説]一部にだけページ罫線を付ける
- 【コラム】セクション区切りの扱い方
- 本文の脇にページ罫線を付ける
- [解説]ページ罫線を付ける位置の設定
- 見開き単位で本文を囲む
- [解説]ヘッダー・フッター画面に罫線を描く
- ページ全体に背景色を付ける
- [解説]背景機能を使う
- 章扉にのみ背景色を付ける
- [解説]オートシェイプを使って部分的に背景を付ける
- 【コラム】「裁ち落とし」の手法について
- 2-3 段組みのアイデア
- 異なる段幅を混在させる
- [解説]段によって幅を変えるには
- 文書の一部だけ多段組みにする
- [解説]一部だけ段数を変えるには
- 【コラム】段組みの書式をコピーする
- 表で多段組みにする(1)
- [解説]表を使う利点とセルの構成の仕方
- 表で多段組みにする(2)
- [解説]セル単位で処理する
- 段組みの外側にも罫線を付ける
- [解説]段組みの外側にはページ罫線を利用する
- 段組みの境界線をオートシェイプで描く
- [解説]オートシェイプを使えばさまざまな境界線を描ける
- 見出しを段抜きにする(1)
- [解説]見出しの部分だけを1段組みにする
- 見出しを段抜きにする(2)
- [解説]レイアウト枠の利用と設定
- 2-4 見出しのアイデア
- 見出しラベルだけフォントとフォントサイズを変える
- [解説]見出しラベルの部分だけ体裁を変える
- 【コラム】[重要]アレンジした見出しラベルの書式を元に戻すには
- 見出しラベルの番号だけ大きくする
- [解説]隠し文字とフィールドで実現
- 【コラム】文字スタイルを作るには
- 見出しラベルと見出しを分ける
- [解説]隠し文字とフィールドを利用する
- 見出しに記号や図柄を使う
- [解説]見出しスタイル自身に図を登録する
- 見出しの周囲に罫線を付ける〜段落罫線
- [解説]見出しを罫線で囲んで幅や高さを調整する
- 見出しを罫線で囲む〜文字の囲み線
- [解説]「文字の囲み線」の利用
- 見出しに続けて罫線を引く〜タブとリーダー
- [解説]タブとリーダーで罫線を付ける
- 見出しに網かけを活用する(1)……段落の網かけ
- [解説]見出しを網かけにして幅や高さを調整する
- 見出しに網かけを活用する(2)……文字の網かけと段落の網かけの併用
- [解説]見出しの段落スタイルへの文字の網かけ
- 見出しにオートシェイプを活用する
- [解説]オートシェイプを組み合わせた見出しのテクニック
- 【コラム】見出しは「ジャンプ率」がポイント
- 【コラム】段落スタイルの書式内容を変えるには
- 【コラム】見出しスタイルは番号の付け方とインデントに注意
- 【コラム】見出しの文字間隔を調整する
- 見出しを複数行に分ける
- [解説]複数行にわたる見出しの設定
- 見出しを余白に飛び出させる
- [解説]見出しにマイナスのインデントを設定する
- 見出しを見開きの左右に振り分ける
- [解説]レイアウト枠を使った見出し
- 小見出しを本文の横に置く
- [解説]レイアウト枠の設定
- 小見出しを本文の行頭に入れる
- [解説]レイアウト枠の活用例
- 2-5 本文のアイデア
- 字下げせずに段落間を空ける
- [解説]字下げと段落間の空きを設定する
- 【コラム】行頭の字下げとフォントの関係
- 段落の行頭に記号を入れる
- [解説]行頭に記号を使って読みやすく
- 本文全体を字下げする
- [解説]左インデントによる字下げと,余白による字下げの使い分け
- 本文に罫線を付ける
- [解説]本文への罫線は段落スタイルの書式として登録する
- 【コラム】「標準」スタイルか「本文」スタイルか
- 2-6 箇条書きのアイデア
- 桁数の異なる段落番号の右端を揃える
- [解説]段落番号の位置を揃える
- 段落番号,行頭記号の体裁を変える
- [解説]段落番号や行頭番号の体裁を変える
- 【コラム】(重要)アレンジした段落番号,行頭文字の書式を元に戻すには
- 箇条書きを見出しと箇条文に分ける
- [解説]見出し部分と箇条文を分けて書式を変える
- 階層形式の箇条書きで段落番号と行頭文字を併用する
- [解説]アウトライン形式の書式を変えて行頭文字を使う
- 箇条書きの階層を罫線で強調する
- [解説]アウトライン形式の箇条書きに段落罫線を付ける
- 2-7 注釈や参照欄のアイデア
- 注釈を段落の間に置く
- [解説]段落間に置く注釈の書式
- 注釈を本文の横に置く(横書き)
- [解説]側注には「レイアウト枠」を使う
- 注釈を本文の下に置く(縦書き)
- [解説]縦書きの場合のレイアウト枠の設定方法
- 注釈に行頭文字を付ける
- [解説]箇条書きの行頭文字を注釈で利用する
- 注釈を罫線付き・網かけにする
- [解説]工夫が必要な罫線の例
- 【コラム】段落スタイルを作るには
- 2-8 目次・索引のアイデア
- 罫線,網かけでメリハリを付ける
- [解説][目次]スタイルの罫線と網かけの設定
- ページ番号の位置を工夫する
- [解説]ページ番号の位置を変えるには
- リーダー罫を使いこなす
- [解説]見出しとページ番号の間にリーダーを入れて,いろいろアレンジする
- 索引見出しを工夫する
- [解説]フィールドを直接書き換えて索引の区分方法や書式を変える
- 【コラム】目次・索引を自在にアレンジできるようにする
- 2-9 コラムのアイデア
- コラムを罫線と網かけで飾る
- [解説]罫線と網かけの設定のポイント
- コラムを描画キャンバスで作る
- [解説]描画キャンバスの利点
- コラムを2段組みにする(1)〜段組み機能を使う
- [解説]段組みを罫線で囲む,網かけする
- コラムを2段組みにする(2)〜テキストボックスを使う
- [解説]テキストボックスを使う利点
- 【コラム】空のコラムを定型句に登録する
- 2-10 図と表のアイデア
- 図番号を図の横に置く(1)〜段落スタイルを活用する
- [解説]図番号の書式変更と位置の調整
- 図番号を図の横に置く(2)〜表を使う
- [解説]表を使う利点
- 表番号を表の横に置く
- [解説]表番号を入れるセルを設けておく
- 【コラム】図枠の幅,表の幅を統一する
- 図と表を組み合わせる(1)〜複合表を使う
- [解説]表の中に表を作る
- 図と表を組み合わせる(2)〜描画キャンバスとテキストボックスを使う
- [解説]表をテキストボックスの中に入れる
- 表を影付きや3Dにする
- [解説]表をテキストボックスに入れ,テキストボックスの書式を設定する
- 段落罫線とタブで表を作る
- [解説]段落罫線とタブの設定ポイント
- 【コラム】複数の表を横に並べる
Part3 レイアウトテクニック文例集
- 3-1 日誌 〜インデントと段落罫線でメリハリを付ける
- [解説]日付用と本文用のスタイルの用意と書式のポイント
- 応用事例:試験問題
- 3-2 アンケート 〜表の中を箇条書きにする
- [解説]表を使えば項目の位置合わせが簡単
- 応用事例:FAX送付状
- 3-3 履歴書 〜複雑な表を作る
- [解説]複雑な表の作成と調整のポイント
- 【コラム】表の次の空段落によって余計な空ページができないようにするには
- 3-4 稟議書〜ページ罫線を利用して帳票を作る
- [解説]ページ罫線の利用と,フィールドによる自動表示
- 応用事例:回覧文書
- 【コラム】文書をテンプレートとして活用する
- 3-5 ビジネスレター 〜ヘッダー・フッターを使ってレターヘッドを作る
- [解説]先頭ページのみ別指定でヘッダーを作る
- 3-6 便箋 〜ヘッダー・フッターを使って罫線を引く
- [解説]ヘッダー画面にオートシェイプで罫線を描いて行送りと合わせる
- 応用事例:原稿用紙
- 3-7 英会話文例集 〜表を使って英文と和文を左右に並べる
- [解説]表を使った位置合わせや体裁の工夫
- 3-8 アルバム 〜文章と写真を自在にレイアウトする
- [解説]描画キャンバスの上で写真や文字をレイアウトする
- 3-9 チラシ 〜図表を駆使して情報の多い紙面を作る
- [解説]描画キャンバスの上で図や表を作る
- 応用事例:POP
- 3-10 出版目録 〜二つ折り用の紙面を作る
- [解説]印刷形式の設定と作成のポイント
- 応用事例:グリーティングカード
- 3-11 レストランメニュー 〜三つ折り用の紙面を作る
- [解説]表や段組みを使って紙面を三等分する
- 応用事例:カルチャーセンターパンフレット
- 3-12 ミニコミ(横書き) 〜四つ折り用の紙面を作る
- [解説]四つ折り紙面の作成ポイント
- 【コラム】6ページ仕立てにする方法
- 3-13 句集 〜各ページに同じ数の句を均等空きで配置する
- [解説]句の上下を「均等割り付け」で揃え,ページに均等に配置する
- 【コラム】Wordの使用単位を変えるには
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