これで充分・信頼度アップ Excelをワープロ代わりに使う業務文書作成入門

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著者
門脇香奈子かどわきかなこ 著
定価
1,958円(本体1,780円+税10%)
発売日
2005.5.14[在庫なし]
判型
A5
頁数
240ページ
ISBN
4-7741-2369-2

概要

Wordを使わずにExcelで文書や図表を作成したいという要望があります。本書はまさにその要望に応える1冊です。わざわざ、Word やPowerPointを使わずとも、必要とされる資料を、綺麗に・簡単に作成することができるのです。また、Tips形式なので、必要な箇所だけを読めばすぐに役立ちます。

こんな方にオススメ

  • Excelをワープロ代わりに使いたい人

目次

Chapter1 Excel で文書を作る

  • 1-1 文書をWord で作るべきかExcel で作るべきか
  • 1-2 ビジネスの場で使われる文書
  • 1-3 フォームを作る

Chapter2 見やすいフォーマットを作る

  • 001 セル結合の操作は、ひとつひとつ地味に行う必要はない、一気に設定する
  • 002 セルの中で文字をどっちに寄せる?文字の表示位置を決めておく
  • 003 微妙なレイアウトのずれはインデントでカバーする
  • 004 セルの幅から溢れちゃった文字をどうするか?表示方法を選んでおこう
  • 005 もっと自由に、鉛筆で線を引くような感覚でセルに線を引いていく006 もっと簡単に、消しゴムを手にした感覚でさらっと線を消す
  • 007 「数値」「見た目」「文字の大きさ」を基準に、行の高さや列の幅を調整する
  • 008 項目の入れ替えがあっても慌てない。行や列の入れ替えはマウスですんなり行う
  • 009 タイトルは目立たせる。文書の概要をさりげなく伝える
  • 010 セルに色を付けて、入力項目を区別する
  • 011 似たようなシートが必要なら、シートをコピーする

Chapter3 フォーマットには入力時のルールを埋め込んでおく

  • 012 また、日本語入力モードの切り替えを忘れていました。トホホ…な事態を避ける##設定をしておく
  • 013 日付を入力してもらうときは、入力できる期間を決めておく
  • 014 数値を入力してもらうときは、入力できる範囲を決めておく
  • 015 選択肢の中から特定の項目を選んでもらいたいときは、リストが表示されるようにしておく
  • 016 日付をどう表すか?日付の表示形式を統一しておく
  • 017 数値をどう表すか?数値の表示形式を統一しておく
  • 018 “様”や“御中”の文字を、自動的に表示されるようにしておく
  • 019 入力不足を減らすには、コメントで補足説明を入れる
  • 020 入力できる場所以外は入力不可にしておく
  • 021 見られてはまずい文書には、パスワードを付けておく
  • 022 上書きされては困るファイルは、テンプレートとして保存する

Chapter4 印刷前にはこれをチェックする

  • 023 バランスよく、一枚にまとめて印刷する
  • 024 ヘッダーやフッターは、文書情報を入れて有効に使う
  • 025 複数ページ印刷するときは、ページ番号を入れるのが鉄則
  • 026 余計な部分は入れないで、必要なところだけを印刷する
  • 027 区切りの悪い位置で改ページしない。きりのよいところで区切る
  • 028 印刷前の設定は慎重に、プリンタとパソコンの間をうろうろしない
  • 029 宛名ラベルに印刷をするときは、ともかく、元になる住所録をきちっと仕上げる
  • 030 郵便番号に対応する住所を自動的に表示する。逆に、住所から郵便番号を自動的に表示する
  • 031 Excel で作った住所録を宛名ラベルに印刷したい。Word の力をかりて効率よくこなす
  • 032 インターネット・イントラネット上に情報を配布する前には、これをチェックする
  • 033 インターネット・イントラネット上に情報を公開するときは、HTML 形式でファイルを保存する

Chapter5 マウスでデータを入力できるフォーマットを作る

  • 034 入力できるのはセルだけとは限らない。コントロールの存在を理解する
  • 035 択一データを入れるなら、オプションボタンを使う
  • 036 オプションボタンは、グループ内で択一のデータを選べるようにする
  • 037 二者択一データを入れるなら、チェックボックスを使う
  • 038 リストから項目を選んでもらうならリストボックスを使う
  • 039 文字を入力してもらうならテキストボックスを使う

Chapter6 図やイラストを入れてわかりやすい文書を作る

  • 040 いろんな形の図形が描ける、オートシェイプの描き方をマスターする
  • 041 図をよりわかりやすく、図形に意味のある色を付ける
  • 042 同じような図形は二度描かない。コピーして使う
  • 043 図形を並べるときは、端をぴったりと揃えておく
  • 044 図形同士を結ぶ線は、図形と決して離れない頑丈な線で結び付ける
  • 045 イラストを入れるときは、文書のイメージに合うものを探して使う
  • 046 図形を重ねるときは、重ねる順番をコントロールする
  • 047 複数の図形は、後から扱いやすいようにまとめておく
  • 048 会社の組織図は、図表の機能を使って格好よく作る
  • 049 文字に遊び心を加えるなら、ワードアートを使う

Chapter7 Excel を自分好みに変える

  • 050 ワープロとして使うなら、フォントやフォントサイズの既定値を自分好みに変えておく
  • 051 いつもあるはずのボタンがない!これを避けるには、ツールバーを2 段に表示する
  • 052 列や行の存在を隠すには、セルの枠線を非表示にする
  • 053 カーソルを移動すると、ワークシートが隠れてしまうのを何とかしたい。数式バーに内容が表示されないようにしておく
  • 054 いつも使っているフォルダが一番先に表示されるようにする

Appendix Excel の基本画面とショートカットキー

プロフィール

門脇香奈子かどわきかなこ

東京都生まれ、神奈川県在住。企業向けのパソコン研修の講師などを経験後、マイクロソフトで企業向けのサポート業務に従事。現在は、「チーム・モーション」でテクニカルライターとして活動中。また、都内の大学で情報処理関連の非常勤講師を担当。

チーム・モーション:http://www.team-motion.com