C言語による SH-2マイコン プログラミング入門
- 横山直隆 著
 - 定価
 - 3,278円(本体2,980円+税10%)
 - 発売日
 - 2007.12.14[在庫なし]
 - 判型
 - B5
 - 頁数
 - 272ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-3308-9
 
サポート情報
概要
ルネサステクノロジのSH-2マイコンは、H8やPICに比べ、高機能で複雑になっています。
本書は、市販のSH7145Fマイコンボードを使い、SH-2マイコンの周辺機能を1つずつ説明しながら、具体的なプログラム例を豊富に示して、実験しながら学習していきます。SH-2マイコンを「使える」ようにステップアップしたい人におすすめです。
こんな方にオススメ
- 電子工学系の学生
 - 電子工作が趣味の方
 - 組み込みプログラミング初心者
 
目次
第1章 マイコンの構成と動作
- 1.1 マイコンの構成
 - 1.2 マイコンのプログラム動作
- 1.2.1 機械語と高級言語
 - 1.2.2 マイコンの初期化(イニシャライズ)
 - 1.3 紙上実験-モータの回転制御
 
 
第2章 SH-2マイコンの概要と構成
- 2.1 SH-2マイコンの概要
- 2.1.1 SuperHシリーズの製品展開
 - 2.1.2 CISC方式とRISC方式
 - 2.1.3 パイプライン処理
 
 - 2.2 SH7145Fの概要
- 2.2.1 SH7145Fのブロック図
 - 2.2.2 SH7145Fの端子(ピン)配置
 
 - 2.3 CPUコア
- 2.3.1 CPUの内部レジスタ
 - 2.3.2 動作モード
 - 2.3.3 メモリマップ
 - 2.3.4 周辺モジュールI/O空間
 - 2.3.5 CPUの命令セット
 
 - 2.4 低消費電力状態と例外処理
- 2.4.1 低消費電力状態
 - 2.4.2 例外処理
 
 - 2.5 内蔵周辺モジュール
 
第3章 実験機材の準備
- 3.1 用意するハードウェア
- 3.1.1 マイコンボードの入手
 - 3.1.2 マイコンボードの概要
 - 3.1.3 マザーボードの設計
 - 3.1.4 マザーボードの組み立て
 - 3.1.5 マザーボードのテスト
 - 3.1.6 入出力実験ボード
 
 - 3.2 用意するソフトウェア
- 3.2.1 開発ツールの入手
 - 3.2.2 GDLのインストールと操作方法
 - 3.2.3 サンプルプログラムでマイコンボードをテストする
 
 
第4章 プログラムの第1歩
- 4.1 ランプの点滅
- 4.1.1 ランプ点灯のハードウェア
 - 4.1.2 ランプの点滅の手続き
 
 - 4.2 I/Oポート
- 4.2.1 I/Oポート一覧
 - 4.2.2 I/Oポートの使い分け
 
 - 4.3 I/Oポート関連のレジスタ
- 4.3.1 PFC(ピンファンクションコントローラ)
 - 4.3.2 I/Oポートの入出力に関係するレジスタ
 
 - 4.4 I/Oポート(内蔵モジュール)へのアクセスとヘッダファイル
- 4.4.1 I/Oポートへのアクセス
 - 4.4.2 ヘッダファイルの使い方
 
 - 4.5 LEDの点滅プログラム
 - 4.6 スイッチからの入力プログラム
 - 4.7 ビット処理
 - 4.8 LCD表示プログラム
- 4.8.1 LCDの構造と表示方法
 
 
第5章 例外処理(割り込みプログラム)
- 5.1 例外処理の種類と動作
- 5.1.1 例外処理の種類
 - 5.1.2 割り込みの動作
 
 - 5.2 IRQ割り込み
- 5.2.1 割り込みコントローラ
 - 5.2.2 割り込みコントローラのレジスタ
 
 - 5.3 IRQ割り込みプログラム
 - 5.4 コンペアマッチタイマ(CMT)
- 5.4.1 CMTの特徴
 - 5.3.2 CMTのレジスタ
 - 5.4.3 タイマ割り込み
 
 - 5.5 タイマ割り込みプログラム
 
第6章 A/D変換器
- 6.1 SH7145FのA/D変換器
- 6.1.1 A/D変換器の概要
 - 6.1.2 A/D変換器の構成
 
 - 6.2 A/D変換器の動作モードとレジスタ
- 6.2.1 A/D変換器のレジスタ
 - 6.2.2 A/D入力信号源回路の製作
 - 6.2.3 A/D変換器の動作モード
 
 - 6.3 A/D変換プログラム
 
第7章 タイマ-MTUとWDT
- 7.1 MTU(Multi function Timer pulse Unit)
- 7.1.1 MTUの概要
 - 7.1.2 MTUの構成
 
 - 7.2 MTUの動作モードとレジスタ
- 7.2.1 MTUの動作モード
 - 7.2.2 MTUの設定
 - 7.2.3 MTUのレジスタ
 
 - 7.3 MTUのプログラム
 - 7.4 相補PWMモード
- 7.4.1 相補PWMモードで使用するレジスタ
 - 7.4.2 相補PWMモードのプログラム
 
 - 7.5 WDT(watch dog timer)
- 7.5.1 WDTの概要
 - 7.5.2 WDTの動作モードとレジスタ
 - 7.5.3 WDTのレジスタ
 
 - 7.6 WDTのプログラム
 
第8章 通信機能-SCI
- 8.1 SH7145FのSCI
- 8.1.1 SCIの特徴
 - 8.1.2 SCIの構成
 
 - 8.2 SCIの動作モードとレジスタ
- 8.2.1 SCIの動作モード
 - 8.2.2 SCIのレジスタ
 - 8.2.3 調歩同期式のときの動作
 - 8.2.4 クロック同期式のときの動作
 
 - 8.3 SCIのプログラム
 
第9章 データ転送-DMACとDTC
- 9.1 DMAC(Direct Memory Access Controller)
- 9.1.1 DMACの特徴
 - 9.1.2 DMACの構成
 
 - 9.2 DMACの動作とレジスタ
- 9.2.1 DMACの設定
 - 9.2.2 DMA転送要求
 - 9.2.3 チャネルの優先順位
 - 9.2.4 DMA転送の種類
 - 9.2.5 DMA転送終了条件
 - 9.2.6 DMACのレジスタ
 
 - 9.3 DMACのプログラム
 - 9.4 DTC(Data Transfer Controller)
- 9.4.1 DTCとDMACの比較
 - 9.4.2 DTCの概要
 
 - 9.5 DTCの動作とレジスタ
- 9.5.1 DTCの動作
 - 9.5.2 DTCの動作モード
 - 9.5.2 DTCのレジスタ
 
 - 9.6 DTCのプログラム
 
第10章 モータの制御
- 10.1 ステッピングモータの制御
- 10.1.1 ステッピングモータの構造と動作原理
 - 10.1.2 ステッピングモータの駆動回路
 
 - 10.2 ステッピングモータの制御プログラム
- 10.2.1 ステッピングモータの回転制御
 - 10.2.2 ステッピングモータの加減速制御
 
 - 10.3 直流モータの制御
- 10.3.1 直流モータの特性」
 - 10.3.2 直流モータの駆動回路
 
 - 10.4 直流モータの制御プログラム
 - 10.5 RC(ラジコン)サーボモータの制御
- 10.5.1 RC(ラジコン)サーボモータの構造と動作原理
 - 10.5.2 RCサーボモータの駆動回路
 
 - 10.6 RC(ラジコン)サーボモータの制御プログラム
 - 10.7 ブラシレスDCモータの制御
- 10.7.1 ブラシレスDCモータの構造と動作原理
 - 10.7.2 ブラシレスDCモータの駆動回路
 - 10.7.3 ブラシレスDCモータの制御方法
 
 - 10.8 ブラシレスDCモータの制御プログラム