知りたい!サイエンスシリーズ富士山大噴火が迫っている!
―最新科学が明かす噴火シナリオと災害規模―

[表紙]富士山大噴火が迫っている! ―最新科学が明かす噴火シナリオと災害規模―

紙版発売

四六判/192ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3706-3

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

古来,日本を象徴してきた富士山は,かつて休火山とされたものの,いまでは活火山と定義しなおされている。最後の大噴火からすでに300年を経過し,過去の大噴火サイクルから,いつ噴火してもおかしくない状況となっている。そこで,最新の科学的知見と観察によって大噴火の可能性と大噴火が起きたときの被害,災害対策を描く。

こんな方におすすめ

  • 火山,富士山に興味を持つ人

著者プロフィール

小山真人(こやままさと)

静岡大学防災総合センター・教育学部教授。専門は地質学,火山学,歴史地震学,地震・火山防災など。1959年静岡県浜松市生まれ。静岡県立浜松北高校を卒業後,静岡大学理学部,静岡大学大学院理学研究科修士課程,東京大学大学院理学系研究科博士課程に学ぶ。東京大学理学博士(地質学)。

日本火山学界理事,火山噴火予知連絡会臨時委員,富士山ハザードマップ検討委員会委員,富士山火山広域防災対策検討会委員などを歴任し,現在は富士山火山砂防計画検討委員会委員,伊東市史編集委員などを努める。