[実践]オブジェクト指向開発トレーニングブック 
                    ――設計から実装までJava・JSP・サーブレットを総合学習  
                  
                  
                  - 三苫健太 著
 - 定価
 - 2,948円(本体2,680円+税10%)
 - 発売日
 - 2008.12.26
 - 判型
 - B5
 - 頁数
 - 336ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-3717-9
 
概要
本書は、新社会人・大学生・専門学校生を対象に、オブジェクト指向開発を総合的に、しかも短期間で学ぶことができるように製作しました。オブジェクト指向開発は一般的になりましたが、実際の開発の際には、さまざまな問題にぶつかります。本書はオブジェクト指向開発をゼロから解説します。そこから開発の過程で必要となる要求・要件定義の検討から、基本設計・詳細設計に進み、UMLのダイヤグラムをたくさん書き、それらをもとにJavaをコーディングしてJSPサーブレット開発をするという、現場で必要とされる定番技術を追体験できます。
こんな方にオススメ
- Javaプログラマー初級者
 - ソフトウェア開発初心者
 
目次
Part1 ソフトウェアエンジニアリングとオブジェクト指向開発
第1章 ソフトウェアエンジニアリングとは何か
- 1.1 ソフトウェアライフサイクルとは何か
 - 1.2 ソフトウェアの開発プロセス
 - 1.3 ソフトウェアエンジニアリング
 
第2章 ソフトウェア開発モデル
- 2.1 開発モデルの分類
 - 2.2 プロセス指向開発
 - 2.3 データ指向開発
 
第3章 オブジェクト指向開発の基本
- 3.1 オブシェクト指向開発の特長
 - 3.2 オブシェクト固有の特性
 - 3.3 オブシェクト同士の関係
 - 3.4 オブシェクト指向開発のモデルリング
 - 3.5 オブシェクト指向開発の工程
 
Part2 オブジェクト指向分析の手順と実際
第4章 オブジェクト指向分析の手順
- 4.1 オブジェクト指向分析の手順概説
 
第5章 要求モデルの作成
- 5.1 ユースケースモデルの作成
 - 5.2 アクティビティ図の作成
 - 5.3 境界インタフェースの整理
 
第6章 分析モデルの作成
- 6.1 クラス図の作成
 - 6.2 シーケンス図の作成
 
Part3 オブジェクト指向設計の手順と実際
第7章 オブジェクト指向設計の基本手順
- 7.1 実装環境の設計
 - 7.2 クラスの設計
 - 7.3 操作(メソッド)の設計
 
第8章 処理方式の種類
- 8.1 処理方式設計
 - 8.2 OSやミドルウェアの決定
 - 8.3 入出力設計
 - 8.4 データストア論理設計
 
第9章 クラス設計
- 9.1 クラス設計の基本
 - 9.2 システム基本構造設計
 - 9.3 UIクラス設計
 - 9.4 ビーンズ設計
 - 9.5 DSクラス設計
 - 9.6 ドメインクラス設計
 - 9.7 メソッド(操作)設計
 
Part4 オブジェクト指向プログラミングの手順と実際
第10章 オブジェクト指向プログラミングの基本
- 10.1 オブジェクト指向設計からの継承
 - 10.2 オブジェクト指向プログラミングの手順
 
第11章 UIクラスのプログラミング
- 11.1 WebアプリケーションのUIクラス
 - 11.2 WindowsアプリケーションのUIクラス
 
第12章 DSクラスのプログラミング
- 12.1 データベース接続管理クラス
 - 12.2 DAOクラス
 
第13章 ドメインクラスのプログラミングとテスト方法
- 13.1 JavaBeanクラス
 - 13.2 ドメインクラス
 - 13.3 テスト工程の段階
 - 13.4 クラス単体テスト
 - 13.5 クラス結合テスト
 
プロフィール
三苫健太
福岡市在住。
30年以上にわたりシステムエンジニアとして数々のプロジェクトに参画する。
テクニカルライタとして独立後は、情報処理技術者試験対策とソフトウェアエンジニアリングを中心に執筆。技術書執筆の傍ら、推理小説も執筆し「江戸川乱歩賞」や「サントリーミステリー大賞」で評価を得る。
文学と工学のコラボレーションがテーマ。今までにないソフトな内容の技術書、世間をあっといわせるような斬新な小説を書くのが夢。他著に「オブジェクト指向開発トレーニングブック」(技術評論社)がある。趣味は剣道(錬士6段)と読書。