現場の即戦力シリーズマイクロセンサ工学

[表紙]マイクロセンサ工学

紙版発売

A5判/248ページ

定価2,728円(本体2,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3904-3

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

センサ技術は実践的なテーマであるため,入門程度の知識だけでは現場では足りません。また,センサと一口に言っても,光から磁気,機械量から,さらには熱センサから音センサと多岐にわたり,それぞれが深く学ばないと習得できないテクノロジです。

本書は,現在センサが最も活用されているLSIテクノロジ応用をメインに,光・電磁波センサ,機械量センサ,磁気センサと,現場で求められているテーマに絞り,技術者の参考書となるような中級以上のレベルの解説書です。

こんな方におすすめ

  • センサ関連の技術者
  • センサを専攻している学生

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

著者プロフィール

室英夫(むろひでお)

1976 年東京大学工学部電子工学科卒業,1978 年東京大学大学院工学研究科修士課程修了,1997 年東京大学より博士(工学)の学位取得。1981 年より日産自動車㈱中央研究所で半導体センサの研究開発に従事。2006 年より千葉工業大学教授,現在に至る。主な著書に『次世代センサハンドブック』(培風館,共著),『電子デバイス入門』(日新出版,共著)がある。


藍光郎(あいみつお)

1958 年,㈱日立製作所入社。同社那珂工場計器設計部部長。同社研究開発本部研究開発推進センタ副技師長同社センサ技術委員会委員長(日立グループの統括)。1989 年,㈱超伝導センサ研究所代表取締役専務。1991 年,㈳日本技術士会理事,副会長。1996 年,JICA マレーシア・計量標準移転プロジェクトリーダー。現在,次世代センサ協議会会長,センサ工学研究所代表(技術士事務所)。工学博士,技術士(機械部門),一般計量士。主な著書に『次世代センサハンドブック』(培風館,監修)がある。


石垣武夫(いしがきたけお)

1968 年,早稲田大学大学院理工学研究科応用物理学専攻修士課程修了。同年より松下電器産業(株),松下技研(株)を経て,1998 年,環境庁衛星センサ開発プロジェクトアシスタントプロジェクトリーダー。2005 年,環境保全功労者表彰。現在,エステック代表,日本赤外線学会理事・編集委員,次世代センサ協議会理事・調査委員長。主な著書に『計測工学入門』(森北出版,共著)がある。


岡山努(おかやまつとむ)

1969 年東京大学工学部物理学工学科卒業,工学博士,技術士(電気・電子),労働安全コンサルタント(電気安全),一般計量士。日立製作所那珂工場,日立茨城工業専門学院,日立ハイテクサイエンスシステムズを経て,現在,岡山技術士事務所所長。著書に『アナログ電子回路設計入門』(コロナ社),『オペアンプ基礎回路再入門』(日刊工業新聞社),『スイッチングコンバータ回路入門』(日刊工業新聞社)その他がある。


石森義雄(いしもりよしお)

1982 年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了(工博)。同年より,㈱東芝・研究開発センターに勤務。化学材料研究所,基礎研究所,環境技術ラボラトリーなどを経て,技術管理部に転籍。2008 年より科学技術振興機構・研究開発戦略センターに出向中。注目発明表彰,日経BP技術賞などを受賞。専門はバイオセンサ(医療,環境用)。工学博士,技術士(生物工学部門),第一種公害防止管理者(水質および大気)。