教えて!左巻先生 読んでなっとく 化学の疑問 ―科学の不思議が楽しくわかる―

「読んでなっとく 化学の疑問」のカバー画像
著者
左巻健男さまきたけお 監修
定価
1,628円(本体1,480円+税10%)
発売日
2009.12.17[在庫なし]
判型
四六
頁数
224ページ
ISBN
978-4-7741-4096-4

概要

5月に発売した「教えて!左巻先生 いまさらきけない化学の疑問」の姉妹本です。オーケーウェーブに掲載された科学系の質問に、学者・研究者が本気で解答するシリーズです。本書では、ネットならではのユニークな質問を交えながら科学に興味を持ってもらえるような解説をします。わかりやすい解説で定評のある法政大学の左巻先生にシリーズ監修をお願いし、各分野のスペシャリストに分担して執筆していただきます。

こんな方にオススメ

  • ふとした科学現象に疑問を感じている方
  • 楽しみながら科学の見識を深めたい方

著者の一言

本書の特色は、次の2点。

  • 「そういう疑問があるのか」と、疑問を楽しめる
  • 「そういう回答をするのか」と、回答を楽しめる

読者のみなさんに、質問と回答の発想を楽しんで貰えたらとても嬉しい。

目次

1章:生活の中にある不思議

  • 石油、どうして作れないの?/におう仕組み/沸騰時の泡の正体/酸素は毒?!/蒸気圧って何?/300℃の蒸気とは?/消耗した電池から出て行った電子はどこへ?/純水は体に良くない?/噂のアルカリ水の作り方/植物の灰でアルカリ性?/さびると電気を通しにくくなる理由……他

2章:教科書で感じる不思議

  • 水が凍ると発熱する理由/触媒自体は減るの?/マイナス273℃の世界/この世に窒素が多い理由/エネルギー高いと不安定?/「質量保存の法則」の不思議/酸素は何性なんでしょう/海の化学式/物質が「溶ける」現象とは?/透明な金属は実在するか/宇宙での水と油/水が凍る秘密……他

総計50問

プロフィール

左巻健男さまきたけお

東京大学教育学部附属中・高等学校教諭、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授などを経て、法政大学生命科学部環境応用化学科教授。専門は、理科教育(科学教育)、環境教育、科学的リテラシーの育成。趣味は、国内外放浪、歩く旅、軽登山。『RikaTan(理科の探検)』(文一総合出版)編集長、JST科学コミュニケーション推進会議委員、中学校理科教科書編集委員・執筆者(東京書籍)。著書に『大人のやりなおし中学化学 現代を生きるために必要な科学的基礎知識が身につく(2008)』『大人のやりなおし中学物理 現代を生きるために必要な科学的基礎知識が身につく(2008)』(以上、ソフトバンククリエィティブ)、『水はなんにも知らないよ(2007)』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『理科の基礎・基本 おもしろ授業入門』(2002:明治図書出版)などがある。