組込みプレスSelectionシリーズ組込み開発現場のプロジェクトマネジメント&プロセス改善
2010年4月9日紙版発売
組込みプレス編集部 編
A5判/248ページ
定価2,948円(本体2,680円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4221-0
書籍の概要
この本の概要
組込みプレスの再編集本第5弾で,組込みにおけるプロジェクトマネジメント,プロセス改善に関する記事をまとめています。組込みソフトウェアの大規模化に伴い,少人数での開発経験をそのまま活かすのは難しくなっていますが,本質は変わりません。本書では組込みソフト開発における普遍的な考え方と,プロジェクトの大規模化への対応について紹介します。各メーカーで数多くの組込みソフトウェア開発の現場においてプロジェクト経験を積み重ねてきた著者陣が,プロジェクトを成功に導くためのノウハウをあますことなく解き明かしています。
こんな方におすすめ
- 新人管理者
- プロジェクトリーダー,マネージャー
- 著者プロフィール
井上樹(いのうえたつき)
Part 1
(株)豆蔵にて組込ソフトウエアを中心にオブジェクト指向/UMLの導入,プロセス改善等に関する教育,コンサルティングを担当。最近はモデルを活用したシステムエンジニアリングに注目中。
杉浦英樹(すぎうらひでき)
Part 2
1986年,富士ゼロックス(株)に入社。以来,複写機の組込みソフトウェア開発を担当。複数のドメインを複数のパラダイムで開発。開発現場の問題のほとんどが,コミュニケーションに起因し,真の管理の重要性を痛感。SESSAMEメンバー。
竹山寛(たけやまひろし)
Part 3
ビジネスモデル構築,ソフトウェア開発プロセス,プロジェクト推進支援,品質管理,プロジェクト管理,開発工程管理,セミナーなどITコンサルタントを手がける。著書に『管理者になって困らない[実践的]ソフトウェア開発工程管理』(技術評論社)がある。
玉木裕二(たまきゆうじ)
Part 4
(株)東芝 ソフトウェア技術センター所属。入社以来十数年,社内のソフトウェア開発部門各所に,アーキテクチャ設計提案,プロセス整備やインフラ整備,コーディングやデバッグなど,いろいろな立場で関わってきた。それなりに知見も増えてきたけれど,まだまだ足らないと実感する毎日。
荒見美香子(あらみみかこ)
Part 4
(株)東芝 ソフトウェア技術センター所属。十年以上に渡り,CMM/CMMIなどのモデルを活用したプロセス改善活動に従事。社内のソフトウェア開発部門への改善コンサルに奔走しつつ,効果的な進め方を模索中。最近は,社内のプロセス資産化やインフラ整備に注力。
杉本恭子(すぎもときょうこ)
Part 5
横河ディジタルコンピュータ(株)所属。最初の仕事はソフトウェアプログラマ。その後開発ツールベンダのテクニカルサポートやマーケティングを経て,現在はプロセス改善関連の企画営業を担当。日々,お客様の生の声やお困りごとに接し,支援部隊への橋渡しをしている。
今関剛(いまぜきたけし)
Part 6
(株)ビズモ コンサルティング部所属。日ごろから開発現場でオブジェクト指向やプロセス改善の指導をしているが,解決方法やツールを利用することが目的化して玉砕しているところが多いと感じる今日この頃。現在は,アーキテクチャリファクタリング,テスティング,モデリングを組み合わせ,人材や既存資産の能力をうまく引き出しながら,全体最適の視点に立った再利用型ソフトウェア開発を目指す。
IEEE,SEA,SESSAME,EEBOFメンバー。
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