ThinkMap 身近な写真から学ぶ 一歩先への!写真表現入門

「身近な写真から学ぶ 一歩先への!写真表現入門」のカバー画像
著者
久門易くもんやすし 著
定価
1,738円(本体1,580円+税10%)
発売日
2010.9.3[在庫なし]
判型
A5
頁数
224ページ
ISBN
978-4-7741-4383-5

概要

免許の写真はなぜ悪人顔に写るのか? 証明写真の謎解きからはじめる、写真表現の教室。

デジタル一眼やトイカメラをきっかけに写真に興味を持ち、せっかくだから写真による「表現」を身につけてみたいと思った皆様へ。証明写真、家族写真、報道写真に広告写真、身近な写真を考えながら眺めると「表現」の本質が見えてくる!

技術的な話はとりあえず後回し、まずは身近な写真の「読み方」からはじめて、表現の本質へ向けて少しずつ、一歩先へと、踏み込んでいく内容となっています。

こんな方にオススメ

  • ケータイカメラ、トイカメラ、デジタル一眼など、何らかの機会でカメラを手にし、そこから写真における表現に興味を持たれたすべての方へ

著者の一言

芸術も広告も報道も、日常のスナップや家族の記念写真まで、ぜーんぶまとめて「写真表現」という大きな枠組みでとらえ直してみたら、何が見えてくるか? 頭がちょっと緩くなって、気分爽快。写真が3倍楽しくなります!

目次

第1章 証明写真は、写真表現の原点だ!

  • 一 免許の写真はなぜ極悪人のように写る?
  • 二 人は証明写真に何を見るか?
  • 三 失敗から学ぶ証明写真のコツ
  • 四 写真に写る表情とは?
  • コラム デジタル画像編集は嘘になる?

第2章 「正式」な写真は、コスプレだった!

  • 一 これまでの、人生のアルバム
  • 二 写真表現は写真館から始まった
  • 三 これからの、人生のアルバム
  • 四 写真撮影の楽しさは行事撮影から
  • コラム テーマを伝えるための演出

第3章 マスメディアの写真に、演出を学べ!

  • 一 「あちら側」の写真
  • 二 写真の「見方」
  • 三 写真で「伝える」
  • 四 変わる「プロカメラマン」の世界
  • コラム 光ありき、だけど二の次

第4章 「写真が趣味」は、何を意味するか?

  • 一 カメラが好き!
  • 二 趣味を撮る!
  • 三 写真のDIY!
  • 四 伝われば儲け物!
  • コラム 調査するカメラ

第5章 写真の「感動」とは、何なのか?

  • 一 感動の傾向と対策
  • 二 古典的な芸術写真の感動とは?
  • 三 写真のオリジナリティはどこにある?
  • 四 芸術写真とのつきあいかた
  • コラム 写真が写す「時間」とは?

第6章 写真表現は、どうやって学べるか?

  • 一 今どきの写真表現
  • 二 写真の何を学ぶか
  • 三 見ることのレッスン
  • 四 選ぶこと、まとめること
  • コラム 写真の境界

プロフィール

久門易くもんやすし

1961年愛媛県生まれ。23歳で芸術写真家を目指して脱サラし上京。写真学校、写真雑誌編集部、写真ギャラリー、コマーシャルスタジオなどを経てフリーカメラマンに。1993年に写真館『写真道場』を設立。最近はネットショップやビジネス向けの撮影ノウハウ本を多数出版。