LabVIEWで学ぶ[最新]LEGO Mindstorms NXT入門
2011年4月29日紙版発売
三島健太 著
B5変形判/208ページ
定価2,948円(本体2,680円+税10%)
ISBN 978-4-7741-4655-3
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
ナショナルインスツルメンツ(NI)のLabVIEWを使ってLEGO Mindstorms NXT(プログラムできるレゴロボット;教育用キット)を動かすための入門書であり,NIの監修を受けた正式なプログラミング・テキストです。これによって,ロボット制御の基礎を学ぶことができます。かつて出版されたMindstorms関係書籍の内容はホビー向けで,教育で用いられるテキストには向いていませんでした。また,すでに計測制御の分野では定番ソフトのLabVIEWですが,最近では教育の分野でもMindstorm+LabVIEW Education Editionという形で大々的に各校への導入が進んでいます。こういった状況の変化に合わせ,NIおよびレゴ社の協力のもと,本書を新たに制作しました。情報・工学系の学校だけでなく企業研修でもご利用いただける標準テキストです。
こんな方におすすめ
- 高専,大学,専門学校の情報系の学生
- ロボットの制御方法をマスターしたい方
- 制御プログラムの書き方を知りたい方
目次
CHAPTER 1 マインドストームとLabVIEW
CHAPTER 2 ロボット技術と教育
- 2-1 マインドストームとは
- 2-2 ハードウェア概要
- 外観
- NXT 本体スペック
- センサ,モーター概要
- 2-3 LabVIEW
- LabVIEWとは
- 誰でも使えるLabVIEW
CHAPTER 3 インストール
- 3-1 動作環境
- 3-2 LabVIEWの入手
- 3-3 LabVIEWのインストール
- 3-4 NXT用LabVIEWモジュールのインストール
- ダウンロード
- インストール
- 3-5 インストール後の動作確認
- LabVIEWの起動
- NXTターゲットの確認とセットアップ
- 動作確認のためのプログラム
CHAPTER 4 LabVIEW入門
- 4-1 LabVIEWの起動
- 4-2 フロントパネルとブロックダイアグラム
- 4-3 制御器/表示器および関数
- 4-4 データタイプ
- 4-5 各種パレット
- 制御器パレット
- 関数パレット
- ツールパレット
- 4-6 配線
- 4-7 ヘルプ機能
- 4-8 データフローモデル
- 4-9 LabVIEW プログラミングの流れ
- 4-10 ストラクチャ
- While ループ
- For ループ
- ケースストラクチャ
- シーケンスストラクチャ
- 4-11 配列
- 配列とは
- 配列の作成
- 4-12 クラスタ
- クラスタとは
- クラスタの作成
- 4-13 サブVIとファイル処理
- サブVI
- 4-14 ファイル
- ファイル保存とは
- ファイルの読み込み,書き込み
CHAPTER 5 NXTプログラミング ─基礎編─
- 5-1 モーターの制御 ─アイコンで1秒動作─
- プログラム Forward.vi
- 5-2 定数の使い方 ─任意の秒数動作するプログラム─
- プログラム Forward 3sec.vi
- 5-3 演算の利用
- プログラム Random.vi
- 5-4 ホストPCからNXTターゲットを制御する
- プログラム NXT Control.vi
- 5-5 モーターを制御する ─連続的な動作─
- 音について
- プログラム Cont Sound.vi
- 5-6 曲がる・回転する
- プログラム Turn.vi
- プログラム square.vi
CHAPTER 6 センサの利用
- 6-1 タッチセンサ
- プログラム touch sensor.vi
- プログラム Multi Task.vi
- 6-2 サウンドセンサ
- プログラム Sound.vi
CHAPTER 7 データの確認とデバッグの方法
- 7-1 デバッグとは
- プログラム NXT Display.vi
- 7-2 測定データの記録
- 画面表示
- ディスクストリーミング
- プログラム Data Log.vi
- 保存したデータの確認
CHAPTER 8 簡単なアプリケーションの作成
- 8-1 光センサと場合分けのプログラム
- プログラム Line Trace.vi
- 8-2 超音波センサ
- プログラム Sonar.vi
- プログラム Multi case Soner.vi
CHAPTER 9 プログラムのテクニック
- 9-1 反復データの使用
- プログラム Average.vi
- 9-2 配列の使用
- 配列とは
- プログラム Moving Average.vi
- 9-3 サブVIを使ったテクニック
- プログラム Motor sub.vi
CHAPTER 10 効率的なプログラム
- 10-1 単一ループと並列ループ
- プログラム Single Loop Multi Task.vi
- プログラム Multi Loop.vi
- 10-2 フラグ関数
- プログラム Multi Loop with Flag.vi
- 10-3 ローカル変数
- プログラム Multi Loop with Local Variable.vi
- 10-4 競合・セマフォ
- プログラム Functional Semaphore.vi
CHAPTER 11 NXTプログラミング ─応用編─
- 11-1 障害物の回避の実現
- プログラム Line Trace & Super Sonic.vi
- 11-2 ホストPC からの制御プログラム
- プログラム NXT Control & Chart.vi
CHAPTER 12 実用的なプログラムを作る
- 12-1 実用的なプログラムとは
- 実行時間の短縮
- メモリの有効活用
- 効率性の向上 ─ポーリングとイベント─
- 12-2 NXT controlプログラム
- システム要件の考察
- イベント駆動型プログラム
- プログラム NXT Host Control.vi
Appendix 1 トラブルシューティング
- NXT電源が入らない
- LEGO MINDSTORMS NXT用LabVIEWモジュールが表示されない
- 動作しない関数がある