しくみ図解シリーズ金型が一番わかる

[表紙]金型が一番わかる

A5判/192ページ

定価(本体1,780円+税)

ISBN 978-4-7741-4816-8

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書籍の概要

この本の概要

日本の製造の基礎でありながら,意外と数の少ない金型学の入門書として,また産業技術解説書の基本編の一つとして,意義から用途や種類,材料,設計まで金型に関するあらゆる情報を図版イラスト入りでわかりやすくまとめる。現在の産業状況をふまえて金属だけでなくプラスチック,複合材まで具体的な事例を交えて解説するとともに,トライポロジーといった金型に関する問題点と新しい技術も紹介する。

こんな方におすすめ

  • ものづくり全般に携わる人
  • 特に金属,プラスチック製品の製造に関わる人

著者の一言

本書は,金型とその製品例,金型の用途,金型製作前の作業,金型製作のCAD/CAM,金型の作り方,金型材料,金型技術の今後から構成されています。それぞれの章は,その分野の専門家や技術開発者が担当して執筆しました。今までの金型の本には無い複数の著者によって専門的でしかも分かりやすくまとめました。ページの制約により,型の仕上げ・組み立て,型計測などは割愛しました。ほかの金型に関する本で補完していただければより一層「型」を理解していただけると思います。

本書を通して,金型に興味をもっていただき,高度な技術開発ができる金型技術者の育成の一助になれば幸いです。

目次

1章 金型とその製品例

  • 1 金型の機能
  • 2 金型で生み出される製品例①
  • 3 金型で生み出される製品例②
  • 4 金型で生み出される製品例③
  • 5 金型で生み出される製品例④

2章 用途別に使われる金型

  • 1 型の種類・型の呼び方
  • 2 プレス用金型
  • 3 プレス用金型(抜き型)
  • 4 プレス用金型(曲げ型)
  • 5 プレス用金型(絞り型)
  • 6 プレス用金型(圧縮型)
  • 7 鍛造用金型
  • 8 鋳造用砂型
  • 9 砂型の応用
  • 10 鋳造用金型
  • 11 ゴム成形用金型
  • 12 プラスチック用圧縮成形金型
  • 13 プラスチック用射出成形金型
  • 14 ブロー成形金型
  • 15 ガラス用金型
  • 16 真空成形金型・圧空成形金型
  • 17 押し出し成形金型

3章 金型製作前の作業

  • 1 自動車の金型ができるまで
  • 2 エコな自動車をつくるには
  • 3 自動車の2大金型
  • 4 自動車の工程設計
  • 5 自動車のモデル設計
  • 6 自動車の金型設計
  • 7 バーチャルプラント
  • 8 樹脂金型のプロセス
  • 9 デザインフェーズ
  • 10 金型構想
  • 11 成形プロセス

4章 金型製作を支えるCAD/CAM

  • 1 CADとは
  • 2 金型製作のプロセス例①(プラスチック用金型)
  • 3 金型製作のプロセス例②(プラスチック用金型)
  • 4 金型製作のプロセス例③(プラスチック用金型)
  • 5 金型製作のプロセス例④(プラスチック用金型)
  • 6 CAMとは(マシニングセンタ用CAMの例)

5章 金型製作

  • 1 金型はどうやってつくるのか①
  • 2 金型はどうやってつくるのか②
  • 3 切削加工の基礎
  • 4 切削条件の要素
  • 5 NC加工とその特徴
  • 6 マシニングセンタによる金型加工
  • 7 放電加工による金型つくり
  • 8 ワイヤカット放電加工
  • 9 砥石による加工
  • 10 レーザによる金型加工

6章 金型材料

  • 1 鉄と鋼①
  • 2 鉄と鋼②
  • 3 金型材料の製造
  • 4 金型材料の選び方
  • 5 プラスチック成形用工具鋼
  • 6 プラスチック成形用ステンレス鋼
  • 7 表面処理と溶接
  • 8 冷間用工具鋼
  • 9 粉末冷間用工具鋼
  • 10 熱間用工具鋼
  • 11 ダイカスト用金型の熱疲労と溶損
  • 12 熱間用工具鋼の熱処理技術
  • 13 鍛造用工具鋼
  • 14 表面処理・改質技術

7章 今後の金型技術

  • 1 金型事情あれこれ① これからの金型技術
  • 2 金型事情あれこれ② バイオプラスチック
  • 3 金型に使用される新技術① ホットランナー
  • 4 金型に使用される新技術② 樹脂圧力センサと樹脂温度センサ
  • 5 金型に使用される新技術③ 超臨界微細発砲成形

著者プロフィール

型技術協会(かたぎじゅつきょうかい)

型技術協会は,「型」を中心に,モノづくりにおける情報提供や技術交流を行うことを目的として,1986年に設立された。型専業メーカーをはじめ,自動車・電機などの型ユーザー,材料・工具メーカー,工作機械メーカー,システムメーカー,さらには大学・研究機関も加わり,産・学・公が広い範囲で参加している。型づくりに関する技術・研究・管理の論文発表や最先端技術の講演・討論のほか,型技術ワークショップ,海外視察・研修,「型技術」誌の編集も行っている。