現場の統計学シリーズ品質管理のための統計学
--生きた実例で理解する--

[表紙]品質管理のための統計学--生きた実例で理解する--

A5判/160ページ

定価(本体2,180円+税)

ISBN 978-4-7741-5115-1

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書籍の概要

この本の概要

ものづくりに携わる人々にとって,製品の信頼性は大テーマです。誤差や不良品を生んでしまうような無理な設計をしない,工程の異常を発見するといった目的のために,ばらつきの指標や仮説検定などをどう使えばよいのでしょうか。現場のデータを実例に現場に直結する考え方を解説します。

こんな方におすすめ

  • 品質管理に必要な統計学を学ぼうとする人
  • 品質管理部門に所属する現場の人

目次

第1章 品質を管理する

  • 1-1 品質とは何か
  • 1-2 測定とデータ
  • 1-3 正規分布を理解しよう
  • 1-4 品質管理で何をするか

第2章 σ(シグマ)の大切さ

  • 2-1 ばらつきの指標としてのσ
  • 2-2 公差
  • 2-3 シックス・シグマ
  • 2-4 判定の基準

第3章 判定の根拠を示そう(仮説検定)

  • 3-1 仮説検定の考え方
  • 3-2 2つの母平均の差に関する検定
  • 3-3 t検定
  • (等分散を仮定した2標本による2つの母平均の差の検定)
  • 3-4 t検定
  • (分散が等しくないと仮定した2標本による2つの母平均の差の検定)
  • 3-5 t検定
  • (対応関係のある一対の標本による2つの母平均の差の検定)
  • 3-6 F検定
  • 3-7 分散分析(3つ以上の平均の差の検定)

第4章 製造工程の異常を発見(管理図)

  • 4-1 工程管理と検査
  • 4-2 管理図の種類
  • 4-3 管理図の原理
  • 4-4 管理図の作成方法

第5章 製造工程の能力を測る(工程能力)

  • 5-1 工程能力の考え方
  • 5-2 工程能力指数
  • 5-3 工程能力の有無

第6章 データ間の関係を見る(相関と回帰)

  • 6-1 散布図
  • 6-2 散布図の落とし穴
  • 6-3 相関係数の検定
  • 6-4 回帰分析

第7章 不適合品(不良品)を見つける(抜き取り検査)

  • 7-1 抜き取り検査の考え方
  • 7-2 OC 曲線
  • 7-3 サンプルサイズと合格判定基準の決め方
  • 管理図の作成様式(例)
  • 参考文献

著者プロフィール

川野常夫(かわのつねお)

1982年神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。学術博士。神戸大学助手,大阪府立産業技術総合研究所研究員などを経て,1991年摂南大学助教授。2001年摂南大学教授,現在に至る。人間工学,携帯電話の利用性と安全性,デジタルヒューマンモデルなどの研究に従事。モバイル学会理事,日本人間工学会代議員,日本人間工学会関西支部副支部長など。