ずかん
ずかん
フルーツ
- 米本仁巳 著
- 定価
- 2,948円(本体2,680円+税10%)
- 発売日
- 2014.7.17
- 判型
- B5
- 頁数
- 144ページ
- ISBN
- 978-4-7741-6583-7
サポート情報
概要
さまざまな種類があって、私たちの味覚を楽しませてくれるフルーツ。
そんなフルーツを私たちはどれくらい知っているのだろう?
どんな木に実る? フルーツの花ってどんなもの? どんな感じに実っているの?
そもそも、“食べられるところ=果肉”と思っていることが間違っていたりするので、奧が深い。
本書は、世界の知られざるフルーツから、ちまたで見かけるフルーツまでを追いながら、その真の姿に迫ります。
実っているシーンから、私たちが食べているところが“何の部位なのか”まで、意外なことがてんこ盛り。
しかも、街や住宅街に実るフルーツの観察、フルーツの栽培方法、植物の害虫や検疫まできっちり追求。
大人から子供まで存分に楽しめる内容です。
こんな方にオススメ
- フルーツや果実について興味のある方
- 検疫や害虫について知りたい方
- 植物の不思議について知りたい方
- ※ あのフルーツってどんな風に実るの? と脳裏をよぎったことのある方には特にオススメです。
目次
第1章 フルーツとは
- 熱帯フルーツって何?
- 熱帯フルーツの分類
- 日本における熱帯フルーツの歴史
- 熱帯フルーツをおいしく食べよう
第2章 単果
- カニステル
- スイショウガキ
- ミラクルフルーツ
- ギャラリー/アカテツ科の仲間
- コラム・比較してみよう/私たちはフルーツのどこを食べているの?
- キワノ
- カシューナッツ
- タヒチモンビン
- マルーラ
- マンゴー
- ギャラリー/こんなにたくさん!マンゴー品種大集合
- フクギ
- キヤニモモ
- コラム・作ってみよう/熱帯フルーツを使ったレシピ集①
- マンゴスチン
- ケガキ
- ブラックサポテ
- スターフルーツ
- ナガバノゴレンシ
- アセロラ
- アボカド
- ギャラリー/こんなにたくさん!アボカドの品種大集合
- コラム・観察してみよう/自分の住んでる街でのフルーツ探し
- サンカクサボテン
- ローズカクタス
- サントル
- ランサ
- インドメテング
- アメダマノキ
- オオミノトケイソウ
- パッションフルーツ
- コラム・調べてみよう/受粉のスタイル
- トマトノキ
- ペピーノ
- バナナ
- パパイア
- ドリアン
- コラム・観察してみよう/食べた後の熱帯フルーツを育ててみよう!
- カムカム
- カンブカ
- グアバ
- ジャボチカバ
- ストロベリーグアバ
- コラム/フルーツをおびやかす害虫たち!
- ギャラリー/フトモモ科の仲間
- ナンヨウザクラ
- キウイフルーツ
- アイスクリームビーン
- タマリンド
- コラム・調べてみよう/フルーツをおいしくするための努力・品種改良
- シロサポテ
- ガラナ
- プラサン
- ランブータン
- リュウガン
- レイシ
- コラム・調べてみよう/こんな所で育つんだ!
- アサイヤシ
- ココヤシ
- サラカヤシ
- ナツメヤシ
- ビンロウジュ
- マカダミア
- コラム/Let's ポット栽培
第3章 1花性集合果
- アテモヤ
- イケリンゴ
- クプル
- コラム/作ってみよう/熱帯フルーツを使ったレシピ集②
- チェリモヤ
- トゲバンレイシ
- バンレイシ
第4章 多花性集合果
- コパラミツ
- ジャックフルーツ
- ニオイパンノキ
- パンノキ
- シマタコノキ
- パイナップル
- コラム/熱帯フルーツの検疫
プロフィール
米本仁巳
1954年和歌山県生まれ。国際農業者交流協会の派米農業研修生として2年間渡米後、カリフォルニア州立ポリテクニック大学パモナ校へ留学し、同大学の農学部果樹産業科を卒業。帰国後、農学博士の学位を取得。国際農林水産業研究センター生産環境分野長・熱帯果樹低樹高プロジェクトチーム長として、ベトナムとタイで、ドリアン、マンゴスチンの低樹高整枝栽培技術の開発に参加。現在、神内南方系果樹研究所長として、マンゴー、アボカド、チェリモヤ、パッションフルーツ、ゴレンシ、バナナ、パイナップル、パパイア、ピタヤといった様々な熱帯フルーツの栽培実証研究を行う。おもな著書は『熱帯果樹の栽培 完熟果をつくる・楽しむ28種』『庭先でつくるトロピカルフルーツ 小さく育てておいしい34種』『新特産シリーズ アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用』『新特産シリーズ マンゴー 完熟果栽培の実際』(すべて農文協)。平成24年7月には仲間と共に「日本熱帯果樹協」(http://www.jtfa.info)を設立し、同協会の代表理事として、「我が国への熱帯果樹文化の定着」という夢を追いかけている。