[オープンデータ+QGIS]
統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

[表紙][オープンデータ+QGIS]  統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

B5変形判/240ページ/DVD1枚

定価(本体3,500円+税)

ISBN 978-4-7741-6913-2

電子版

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書籍の概要

この本の概要

2012年7月にIT総合戦略本部は「電子行政オープンデータ戦略」を取りまとめ,総務省が中心となって公共データ(オープンデータ)が積極的に公開されています。また,データを可視化できる地理情報システムにはバージョンアップしたオープンソースソフトウェアの「QGIS」が使えるため,企業や自治体などで地図に関連したオープンデータ活用が見込まれています。そこで本書では,各組織の担当者が一から学べるように,地理情報の基本から収集したデータの扱い方,さらに具体的な防災地図や年齢別人口分布図などの作り方や見せ方まで解説しています。

こんな方におすすめ

  • オープンデータを利用・活用する方,地理情報システムに興味のある方

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統計情報や防災情報がひと目でわかる地図の作り方!
年齢別人口などの統計情報や浸水データなどの防災情報を地図上にわかりやすく,しかもコストをかけずに表示できたらと思いませんか。

本書のサンプル

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目次

Part I 地図情報/オープンデータの基本を理解する
第1章 地理空間情報の基本

  • 1.1 身近な地理空間情報
  • 1.2 情報は位置に結びつく
  • 1.3 位置の表現の仕方
  • コラム 測地系の違い――同じ緯度経度でも位置が違う?
  • 1.4 さまざまな投影法
  • コラム 空間参照系
  • 1.5 住所から位置を求める
  • 1.6 可視化することで理解が進む

第2章 オープンデータの基本

  • 2.1 オープンデータの定義
  • コラム 5スターオープンデータ
  • コラム ライセンスを理解しよう
  • 2.2 オープンデータを巡る動き
  • 2.3 公共のデータだけがオープンデータ?

第3章 今,なぜ注目されているのか

  • 3.1 測位技術の充実
  • コラム GPSとは?
  • 3.2 オープンソースソフトウェアの充実
  • コラム OSGeo財団
  • 3.3 位置情報の利用に対する期待と課題

Part II データを準備する
第4章 オープンデータを使う

  • 4.1 オープンデータを探す
  • 4.2 カタログサイトの利用

第5章 代表的なファイルフォーマット

  • 5.1 CSV
  • 5.2 XML
  • 5.3 ESRI Shapefile
  • 5.4 GeoJSON
  • 5.5 KML
  • 5.6 位置情報付きの画像
  • 5.7 標高値データもしくはグリッドデータ
  • 5.8 タイル地図
  • コラム オープンストリートマップ
  • コラム ベクタデータとラスタデータ

第6章 ライセンス

  • 6.1 利用にあたって確認すべきこと
  • 6.2 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
  • 6.3 パブリックドメイン
  • コラム 国土地理院で公開している測量成果の複製/使用

Part III 基本となる地図を準備する
第7章 身近な地域の地図を作成する

  • 7.1 本章で作成できる地図
  • 7.2 使用時に確認する項目
  • 7.3 地図データをダウンロードする
  • 7.4 一般的なフォーマットへ変換する
  • 7.5 変換後のファイルを開く
  • 7.6 レイヤ毎にスタイルを設定する
  • 7.7 保存しておく

第8章 世界地図を作成する

  • 8.1 データをダウンロードする
  • 8.2 ファイルを開く
  • 8.3 レイヤ毎にスタイルを設定
  • 8.4 投影法の設定

第9章 公開されている地図を使用する

  • 9.1 オープンストリートマップを使用する
  • 9.2 地理院地図を使用する

Part IV テーマを決めてデータを可視化する
第10章 防災/減災/安全に役立つ地図を作成する

  • 10.1 データをダウンロードする
  • 10.2 点要素のスタイル
  • 10.3 線要素のスタイル
  • 10.4 面要素のスタイル

第11章 年齢別人口分布図を作成する

  • 11.1 コロプレスマップ(階数区分図)
  • 11.2 政府統計の総合窓口(e-Stat)
  • 11.3 データをダウンロードする
  • 11.4 ファイルを開く
  • 11.5 小地域データに統計データを結びつける
  • 11.6 人口(住民数)で色分け
  • 11.7 選択したレイヤを出力する
  • 11.8 保存する
  • コラム 標準地域メッシュコードとは?――2050年の人口予想図を作成する

第12章 山岳表現を作成する(国内編)

  • 12.1 データをダウンロードする
  • コラム 10mメッシュは10mではない?
  • 12.2 グリッドデータに加工する
  • コラム 数値標高モデルの変換ツール
  • 12.3 標高ごとに色分けする
  • 12.4 陰影図を作成する
  • 12.5 色分けした標高データと陰影図を重ねる

第13章 山岳表現を作成する(世界編)

  • 13.1データをダウンロードする
  • 13.2 投影法を変換する
  • 13.3 標高ごとに色分けする
  • 13.4 色分けした標高と陰影図を重ねる

第14章 カッパ出没マップを作成する

  • 14.1 河川データから河川からの距離図を作成する
  • コラム GDAL(Geospatial Data Abstraction Library)
  • 14.2 植生データから畑地面積率図を作成する
  • コラム プロセッシングツール
  • 14.3 標高データから日射量図を作成する
  • 14.4 データを組み合わせてカッパ出没マップを作成する
  • コラム ますます重要になる統計モデル
  • 14.5 カッパ遭遇危険度マップを作成する
  • コラム オープンソースとしてのQGIS

Part V データを出力する
第15章 印刷する

  • 15.1 プリントコンポーザ
  • 15.2 コンポーザマネージャ
  • 15.3 地図を配置する
  • 15.4 全体図を配置する
  • 15.5 タイトルを配置する
  • 15.6 スケールバーを配置する
  • 15.7 方位記号を配置する
  • 15.8 凡例を配置する
  • 15.9 その他
  • 15.10 出力する
  • 15.11 地図帳機能を利用する

第16章 公開するデータを作成する

  • 16.1 GeoJSONに変換する
  • 16.2 Web地図ファイルを作成する
  • 16.3 タイル地図を作成する
  • コラム WMSとWFS――地図データをやり取りするための規約
  • コラム Mapbox――デザイン性の高い地図を公開できるサービス

Appendix
App A QGIS操作ガイド

  • A.1 QGISとは
  • A.2 インストール
  • A.3 プロジェクトを開く/保存する
  • A.4 測地系/投影法を設定する
  • A.5 プラグインを設定する
  • A.6 新規レイヤの作成
  • A.7 ファイルをレイヤに追加する
  • A.8 特殊なレイヤを追加する
  • A.9 ラスタレイヤにスタイルを設定する
  • A.10 ベクタレイヤのスタイル設定
  • A.11 レイヤを編集する
  • A.12 レイヤを保存する
  • A.13 ベクタ演算例
  • A.14 ラスタ演算例
  • A.15 印刷する

App B データカタログ

  • B.1 国の機関や大学から入手できる情報
  • B.2 地方自治体から入手できる情報
  • B.3 海外のサイト
  • B.4 配信地図
  • B.5 データポータルサイト

著者プロフィール

朝日孝輔(あさひこうすけ)

北海道地図株式会社 総合技術センター勤務。印刷関係業務,大規模地理空間情報データの各種変換から,FOSS4Gを使用したWebGISまで幅広く地理空間情報を扱う業務に関わっている。北海道での地理空間情報利用を促進すべくFOSS4G Hokkaidoや勉強会を開催。OSGeo財団日本支部運営委員。
Blog:http://waigani.hatenablog.jp/


大友翔一(おおともしょういち)

慶應義塾大学研究員。青山学院大学 大学院在学中よりJICA研修におけるWebGIS実習補佐等を担当した。卒業後は,独立行政法人 宇宙航空研究開発機構に勤務し,科学衛星データの運用・保守や並列計算機の構築を行った後,現職に至る。
Twitter:@geojackass
Blog:http://geojackass.hatenablog.com/


水谷貴行(みずたにたかゆき)

株式会社エコリス勤務。動植物などの野外調査をする一方で,自然環境データの可視化分析や変換プログラムの作成などをFOSS4Gを利用して行っている。
Blog:http://d.hatena.ne.jp/tmizu23/


山手規裕(やまてのりひろ)

Pacific Spatial Solutions, LLC,月の杜工房。写真測量,画像処理解析,GISなどの開発などを行いつつ豆知識をため込んでいる。オープンソースソフトウェアのみで事業が継続できるのかどうか身をもって検証中。OSGeo財団日本支部運営委員,画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)協会委員。
HP:http://mf-atelier.sakura.ne.jp/mf-atelier/