Books for Art and Photography
                    もっと知りたいオリンパスOM-D 撮影スタイルBOOK
                    ~E-M5 MarkII,E-M1,E-M10対応  
                  
                  
                  - 
                      コムロミホ 著
 加藤マキ子 編
- 定価
- 2,068円(本体1,880円+税10%)
- 発売日
- 2015.6.2[在庫なし] 2015.6.8
- 判型
- A5
- 頁数
- 160ページ
- ISBN
- 978-4-7741-7407-5 978-4-7741-7429-7
サポート情報
概要
オリンパスOM-Dシリーズは、ミラーレス一眼のなかでも描写力の高さでマニアから高い評価を得ています。フラッグシップのE-M1、ミドルレンジのE-M5 Mark2、エントリー機のE-M10と、3機種ともコンパクトボディでフルサイズ機に匹敵する高画質を楽しめます。その描写力を支えるのが同社のM.ZUIKO PROの交換レンズ群で、その充実したラインアップも魅力です。OM-Dの高度な機能を知り尽くし、多彩なレンズを使い分け、とことん実力を引き出したいユーザーに、OM-Dを使い倒すためのディープな情報が満載です。
こんな方にオススメ
- カメラの性能をもっと引き出したいOM-Dユーザー
- 撮影シーンに適したOM-Dの機能の使いこなしを知りたい方
- 多彩なM.ZUIKOレンズ群の写りや性能を比較したい方
目次
Part1 OM-Dの基本性能と使い方
- Chap.01 OM-D 3モデルの違い
- Chap.02 OM-Dの各部名称
- Chap.03 タッチパネルの操作とモニター表示
- Chap.04 明るくて見やすい超大型+高精細EVF
- Chap.05 使い分けて効果的撮影モードの種類
- Chap.06 進化するAF性能とピント合わせを助ける機能
- Chap.07 写真を狙いどおりの明るさにする露出補正
- Chap.08 写真の明るさと画質に大きく影響するISO感度設定
- Chap.09 構図と印象が変わるアスペクト比の設定
- Chap.10 撮影後の確認が大切再生と消去
- Chap.11 カスタマイズと工夫でOM-Dをより使いやすく
- <Column> オリンパスの名機「OMシリーズ」の歴史
Part2 OM-Dの特徴的な機能を使う
- Chap.01 8枚を合成し高解像な画像にする40Mハイレゾショット
- Chap.02 光の軌跡を簡単に撮影できるライブコンポジット(比較明合成)
- Chap.03 交換レンズを選ばず使える強力なボディー内手ぶれ補正機能
- Chap.04 気軽に動画撮影と編集が楽しめるマイクリップス動画
- Chap.05 時間の経過を定点観測で表現インターバル撮影とタイムラプス動画
- Chap.06 複数の写真で一つの作品に仕上げるフォトストーリーモード
- Chap.07 スマートフォンと連動させるOLYMPUS IMAGE Share
- <Column> OM-Dで使う三脚の選び方と撮影のポイント
Part3 色を操り絵づくりを楽しむ
- Chap.01 芸術的表現を簡単にアートフィルターの設定
 ART FILTER Gallery~キューバで出会った日常を切り取る
- Chap.02 色の変化を見ながら調整カラークリエーターの設定
 COLOR CREATOR Gallery~ガラス越しに写るパリの街並み
- Chap.03 白飛びや黒つぶれを抑えるHDR撮影の設定
- Chap.04 設定を組み合わせて自分だけの色をつくる
- Chap.05 ホワイトバランス調整で思い通りの色に
- Chap.06 ハイライト&シャドウコントロールでコントラストを調整する
 PICTURE MODE Gallery~color of Lei Yue Mun
- Chap.07 画面内の明るさを測る測光方式の選択
Part4 シーン別OM-D使いこなしテクニック
- Chap.01 動物の動きを逃さず撮る「連写」、「C-AF」
- Chap.02 室内の光源で雰囲気ある人物を撮る「WBオート電球色残し」、アートフィルター「ヴィンテージ」
- Chap.03 雨の日の夜スナップを楽しむ「防塵防滴性能」、「強力手ぶれ補正」
- Chap.04 建物をバランスよく撮る「水準器」、「デジタルシフト」
- Chap.05 屋外で印象的な人物を撮る「eポートレート」、光の使い方
- Chap.06 花マクロ撮影でピントをしっかり合わせるMFアシスト「拡大AF」、「ピーキング」
- Chap.07 水中の色を美しく再現する「水中モード」、専用システム
- Chap.08 夜景をきれいに撮る「ライブ撮影」、シーンモード「夜景&人物」
- Chap.09 かっこいい物撮りができる内蔵フラッシュ、ワイヤレスフラッシュ
- Chap.10 パソコンに繋いでスタジオ撮影に便利「OLYMPUS Capture」
- Chap.11 カメラまかせで簡単に流し撮りができるシーンモード「流し撮り」
- Chap.12 イメージを重ねて幻想的な一枚に多重露出でアートな作品づくり
Part5 豊富なM.ZUIKOレンズの魅力
- Chap.01 マイクロフォーサーズシステムM.ZUIKOレンズの種類と特徴
- Chap.02 レンズが変われば写り方も変わるレンズを使いこなす基礎知識- 室内からポートレートまでOKな万能レンズ
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- F2.8通しの圧倒的なボケ味とシャープな描写
 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- 金属外装で高級感が漂うコンパクトボディー
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
- どこに行くにも持って出かけたくなる相棒レンズ
 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
- 気軽にボケと機動力を楽しみたいならコレ!
 M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
- 高いコストパフォーマンスとやわらかいボケが魅力
 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
- マクロレンズでしか写せない世界を楽しもう
 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
- 大きなボケとシャープな描写でメリハリをつける
 M.ZUIKO DIGITAL 75mm F1.8
- 広い画角と強い遠近感でダイナミックに
 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
- マクロモード搭載の防塵防滴ズームレンズ
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
- 最短撮影距離が短いパンケーキタイプ
 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
- 防塵防滴で10.7倍の焦点域を1本でカバー
 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 Ⅱ
- コストパフォーマンスが高く小さなボディーが魅力
 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
- 150㎜~600㎜相当の超望遠撮影が楽しめる
 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 Ⅱ
- F1.8の大口径が魅力の対角魚眼レンズ
 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
- 最短撮影距離20cmの大口径F2.8
 M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- 15mm F8 ボディーキャップレンズ
 BCL-1580
- 9mm F8 フィッシュアイボディーキャップレンズ
 BCL-0980
- マウントアダプターを組み合わせてオールドレンズを楽しむ
- 初代機OM-1と同じ時代のレンズを現代のOM-Dに
 G.ZUIKO 50mm F1.4
- 優しい描写が魅力オリンパス ペンFの標準レンズ
 PEN F Auto-S 38 1.8
- ライカレンズを楽しむ
 Leitz Elmar 50mm F3.5 ニッケル
- OM-D アクセサリーカタログ
 
- 室内からポートレートまでOKな万能レンズ
- <Column> ファームアップで最新機能を手に入れる
Part6 RAW現像で作品を追い込む
- Chap.01 OLYMPUS Viewer 3を使って撮影画像を見る&現像する
- Chap.02 トリミングをする
- Chap.03 傾きを補正する
- Chap.04 文字を入れる
- Chap.05 リサイズする
- Chap.06 きれいな青空の色を出し鮮やかな風景に仕上げる
- Chap.07 透明感のある肌にして美しいポートレートを仕上げる
- Chap.08 アートフィルターを使って旅の空気感を演出する
プロフィール
コムロミホ
文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。モデルとして活動する傍ら、撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。現在は人物を中心として広告や雑誌等で撮影をする一方、ライフワークでは海外、国内と街スナップして撮り歩いている。

著者の一言
私がカメラを選ぶときに大切にしていることは、“写真を撮りたいと思わせる”カメラであること。毎日持ち歩きたいデザインだからこそ、たくさんの被写体に出会え、小回りの効くボディーと卓越した操作性で瞬時のシャッターチャンスにも応えてくれる。OM-Dは私にとって写真欲を掻き立てられるカメラ。本書では私が感じたOM-Dの魅力をお伝えしていきたい。(「はじめに」より)