Software Design plusシリーズAndroid Wearアプリ開発入門

書籍の概要

この本の概要

本書は,腕時計型デバイス向けのAndroid Wearアプリケーションを開発するために必要な知識をまとめた入門書です。

Androidスマホアプリの開発経験はあってもAndroid Wearアプリははじめてという方のために,小さい操作画面,円形/四角形といった異なる画面形状,スマホとの連携といった,独特な考え方に対する解説と,必須となるコーディングテクニックをコンパクトにまとめました。開発環境はAndroid Studioです。

Android Wearアプリ開発の最初の一冊として,標準的な機能を持ったアプリの設計・実装を独力で行えるようにします。

こんな方におすすめ

  • スマホ向けAndroidアプリ開発の経験者で,腕時計向けアプリの開発にも取り組もうと思っている方

著者の一言

本書は,Android Wear向けアプリ開発入門を目的とした書籍です。スマホやタブレット向けAndroidアプリ開発に関して入門レベル程度の経験がある方を想定して,Android Wearならではの特徴や機能などについて,サンプルコードを題材に解説しています。また,開発環境としてAndroid Studioを利用しています。押さえておくと便利なTipsも紹介しています。実際に手を動かしながら,本書を読み進めてみてください。Android Wear向けアプリ開発のポイントをつかんでいただけるはずです。

目次

第1章 Android Wearの概要

  • 1.1 Android Wearでできること
  • 1.2 Android Wearの特徴
  • 1.3 Android Wearアプリの例

第2章 Android Wearアプリ開発の準備

  • 2.1 アプリ開発に必要なもの
  • 2.2 開発環境の構築と設定
    • 2.2.1 JDKの導入
    • 2.2.2 Android StudioとAndroid SDKの導入
    • 2.2.3 Wearエミュレータの導入
  • 2.3 Android Studioとは?
    • 2.3.1 インテリジェントなコードエディタ
    • 2.3.2 コードテンプレートとGitHubサンプル
    • 2.3.3 さまざまなデバイス向けのアプリ開発
    • 2.3.4 Gradleのサポート
  • 2.4 Android Studioの画面構成
  • 2.5 Android Wearエミュレータの操作
    • 2.5.1 仮想デバイス(AVD)の作成
    • 2.5.2 仮想デバイス(AVD)の操作
  • 2.6 Android Wear実機の設定
    • 2.6.1 Wear実機の初期設定
    • 2.6.2 Wear実機とのペアリング
    • 2.6.3 Wear実機との再接続方法

第3章 初めてのAndroid Wearアプリ開発

  • 3.1 アプリ開発の流れ
  • 3.2 アプリの開発
    • 3.2.1 プロジェクトの作成
  • 3.3 エミュレータでアプリを実行する
    • 3.3.1 仮想デバイス(AVD)の作成
    • 3.3.2 アプリの実行
  • 3.4 実機でアプリを実行する
    • 3.4.1 Wear実機とのadb接続
    • 3.4.2 実機でアプリを実行する
  • 3.5 ソースコードの解説
    • 3.5.1 Wear用モジュール
    • 3.5.2 ビルド用スクリプトなど
  • 3.6 Playストアでアプリを公開する

第4章 実践的なAndroid Wearアプリの開発

  • 4.1 はじめに
  • 4.2 通知機能
    • 4.2.1 Wearの通知機能とは
    • 4.2.2 簡単な通知の表示
    • 4.2.3 通知のカスタマイズ
    • 4.2.4 通知へのアクション追加
    • 4.2.5 複数ページの通知の生成
    • 4.2.6 複数の通知の集約
  • 4.3 音声入力機能
    • 4.3.1 Wearの音声入力機能
    • 4.3.2 アプリ内での音声入力
    • 4.3.3 音声を用いたアプリ起動
  • 4.4 HandheldとWear間のデータ通信
    • 4.4.1 Wearのデータ通信機能
    • 4.4.2 Data APIを用いたデータ通信
    • 4.4.3 Message APIを用いたデータ通信
  • 4.5 Wear向けUIライブラリ
    • 4.5.1 WearアプリのUIデザイン
    • 4.5.2 Wearアプリ向けUIの具体的なアプローチ
    • 4.5.3 Wearの画面形状を考慮した開発
  • 4.6 GPS
    • 4.6.1 Wearアプリでの位置情報取得
    • 4.6.2 位置情報を利用するWearアプリの開発
    • 4.6.3 位置情報取得に関するTips
  • 4.7 Watch Face
    • 4.7.1 Watch Faceアプリの特徴
    • 4.7.2 Watch Faceアプリの開発
    • 4.7.3 Watch Face開発に関するTips

第5章 Android Wearの機能や開発に関するTips

  • 5.1 概要
  • 5.2 機能編
    • 5.2.1 Playストア経由でのWearアプリのインストール
    • 5.2.2 Watch Faceの起動・設定方法
    • 5.2.3 ジェスチャーを用いたWear操作
    • 5.2.4 絵文字の入力
    • 5.2.5 Wearのランチャー
  • 5.3 開発編
    • 5.3.1 Wearアプリでのネットワーク通信
    • 5.3.2 Wearアプリの常時表示
    • 5.3.3 WearエミュレータとHandheld実機の連携
    • 5.3.4 テンプレートを用いたWearアプリ開発
    • 5.3.5 Wear実機の選び方

Appendix Android Studioに関するTips

  • A.1 概要
  • A.2 Android Studioの環境設定
  • A.3 Android Studioのショートカット
  • A.4 Android Studioのコードテンプレート活用

著者プロフィール

神原健一(かんばらけんいち)

iplatform.orgにて情報発信する傍ら,「セカイフォン」などを開発。Droidcon(London/Paris/Amsterdam/Madrid/Stockholm),Developers Summit,Cloud Daysなどでの講演,MWC(Barcelona),CES(Las Vegas),IFA(Berlin)でのプロダクト展示,書籍『Android プログラミング入門 改訂2版』(アスキー・メディアワークス刊),『Android API プログラミング・リファレンス』(マイナビ刊),『Androidアプリテスト技法』(秀和システム刊),『iPhone/Android通知機能プログラミング徹底ガイド』(マイナビ刊),月刊誌連載記事「Software Design / Android Wearアプリ開発入門」などの執筆活動も実施。

現在はモバイルだけでなく,ウェアラブルの世界にも取り組み,公私にわたって新しいテクノロジーの世界に没頭中。これらの活動がきっかけとなり,Google 社開発者イベント,ラジオやテレビ番組に呼んでいただいたのは,貴重な思い出。