週刊Webテク通信

2020年1月第5週号1位は、Internet Explorerでのブラウザテストは今でも意味があるのか、気になるネタは、Instagramから「IGTV」ボタン消滅 「ほとんど使われなかったから」

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2020年1月20日~1月26日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. Does Browser Testing On Internet Explorer Still Make Sense? | LambdaTesthttps://www.lambdatest.com/blog/does-browser-testing-on-internet-explorer-still-make-sense/

Internet Explorerでのブラウザテストを行うのは今でも意味があるのかをテーマに、IEとその後継であるEdgeの現状についてまとめた記事です。

シェアはわずかながら、IEが今でも使われている理由がまとめられています。1は日本でもよく言われていることですが、アメリカでも同様なんですね。

  1. IE向けに設計された基幹業務ツールが企業で使われている
  2. ヘルスケア企業、製薬会社は古いIEでFDAなどの連邦認証を取得している
  3. SUS(System Usability Scale⁠⁠、グループポリシーといった大規模なツールが適切にサポートされてるのはIE

クロスブラウザのクラウドでのテストツールLambdaTestによる記事なので、最後はMacでIEのテストをするにはLambdaTestなどのツールを利用することを勧めています。

図1 Internet Explorerでのブラウザテストは今でも意味があるのか
図1 Internet Explorerでのブラウザテストは今でも意味があるのか

2. Exploring the Use of Sticky Vertical Navbarshttps://speckyboy.com/sticky-vertical-navbars/

固定された垂直メニューを使ったサイトを紹介しながら、その良さを解説した記事です。デスクトップブラウザでは垂直メニューで、モバイルでは水平になるパターンが主流でした。

  • コンパクトでメインビジュアルの邪魔にならない
  • さまざまな小型のデバイスにも適している
  • 固定されていることでユーザーエクスペリエンス的にも良い
  • ロゴや名前を常に表示できるのでブランドのアイデンティティを高められる
図2 固定された垂直メニューの良さを解説
図2 固定された垂直メニューの良さを解説

3. 65 Best Creative Instagram Accounts - Masterpicks - Design Inspirationhttps://www.themasterpicks.com/65-best-creative-instagram-accounts/

インスピレーションを得られる、クリエイティブなInstagramアカウントを紹介しています。

デジタル/アナログ、静止画/動画、イラスト/3D/写真、いろんなジャンルの作品があって、刺激を受けるはずです。

図3 クリエイティブなInstagramアカウントまとめ
図3 クリエイティブなInstagramアカウントまとめ

4. BEM Methodology In CSS: A Quick Start Guidehttps://scalablecss.com/bem-quickstart-guide/

CSSの命名規則のひとつBEMを学習するためのクイックスタートガイドです。

以下の項目に分けて解説しています。

  • BEMの概要
  • ブロック(Block)
  • 要素(Element)
  • 修飾子(Modifier)
図4 BEMを学ぶためのクイックスタートガイド
図4 BEMを学ぶためのクイックスタートガイド

5. 20+ Apps and Tools to Customize Your Facebook Pages - Hongkiathttps://www.hongkiat.com/blog/apps-tools-to-customize-facebook-pages/

Facebookページで使えるアプリ、ツールをまとめた記事です。

  • タブの追加
  • オールインワンツール
  • キャンペーンツール
  • メッセージツール
  • ソーシャルメディア管理
  • その他ツール
図5 Facebookページで使えるアプリ、ツールいろいろ
図5 Facebookページで使えるアプリ、ツールいろいろ

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

CunningBot: Domain Names Search Enginehttps://cunningbot.com/

一見すると空いているドメイン名の検索エンジンなのですが、入力したワードからいろいろなドメイン名を考えてくれるサービスです。ドメインを取得する際の強力なサポートになると思います。

入力したワードに何か足したり、引いたり、関連する言葉を使ったり、さまざまな候補を出してくれます。たとえば「webtech.com」は取得できないので「webtechism.com」⁠webtecholic.com」などを勧めてくれます。

取得できるドメイン名だけに絞ることも、取得できないものも含めた表示もできます。実際にドメインを取得する機能はなく、ドメイン名を決めることに特化したユニークなサービスです。

図6 入力したワードからいろいろなドメイン名を考えてくれるサービス
図6 入力したワードからいろいろなドメイン名を考えてくれるサービス

おすすめ記事

記事・ニュース一覧