クラフトマウス ~パソコンで作る四季の手作りクラフト

第56回 『手作りうちわ その1』

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暑い暑い季節がやってきます。

暑い,しかし今年からは"節電"という言葉を今まで以上に噛みしめ実践していきたいですね。

そこで今回は,いにしえの納涼グッズ『うちわ』を作りましょう。うちわは,扇いで涼しいだけでなく,その姿形が涼を運んでくれます。

「作るのであれば実用的なものをつくりたい」と,あれこれ模索したのですが,絵の部分まで自作するとなると,使用に耐えない飾り的なものになってしまいます。

ここは意地をはらずに市販のキットに頼ろうじゃないか,ということにしました。うちわキットはあれこれ出ていますが,できれば竹で作ったものにしたい。

見つけたのが株式会社イタミアート製【手作り竹うちわキット】⁠

私もまだ試作していません。ぶっつけ本番,楽しみです。

余力で『飾り的な』うちわも作ります。さて,うまくいきますか。

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うちわのデザインをして絵を描いていきましょう

アイデアスケッチから始めましょう。

テーマは「涼しげ」⁠そこに「可愛い」を加えて考えてみました。

うちわは,そのまま定形外郵便で送ることが出来ますから,暑中見舞いとして作っても面白いですね。

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これが『手作り竹うちわキット』です。

裏面に作り方が書いてあります。もともとは,うちわを作ってから絵を描くというのが順番です。⁠先に印刷した紙を貼る場合,こすれて汚れることがあります」と注意書きがあります。汚れないよう注意していきましょう。

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  1. 下書きを作るために,うちわの台紙をスキャンします。

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  2. Photoshopなどで回りを黒く塗りつぶして,それをIllustratorなどベジェを使えるソフトに読み込みます。

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  3. 台紙の画像を下絵にして,輪郭をトレースします。作例ではIllustratorのライブトレースを使って見ました。

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  4. 「作り方」によると,仕上がりは台紙よりも小さくなりますから,仕上がりラインを破線で記しておきました(台紙をスキャンしましたが,キット裏面に原寸大の仕上がりラインも入っている図版が載っていますから,それをスキャンしてトレースしてもOK)⁠

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  5. 「装飾的なうちわ」用にまん丸の下書き用紙も作りました。

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  6. 下書きが出来たら,それ再びスキャンしてIllustrator書類「うちわベース」にテンプレートとして読み込みます。

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  7. うちわの輪郭をトレースしたオブジェクトを切り抜いて描画していきます。

    輪郭からはみ出すように描いて,輪郭オブジェを使ったクッリンピングマスクでトリミングする方法もあります。そちらの方が一般的かも知れません。

    私は,Illustratorにパスファインダ機能が搭載されてから,ひとつの形から切り出していく,というやり方が好きで実践しています。

    描画時,アウトライン表示して作業を進めることが多いので,アートワークのアウトラインがすっきりしている方がやりやすいのです。

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著者プロフィール

杠聡(ゆずりはさとし)

イラストレーター,ライター。東京都日野市在住。技術評論社刊の単行本カバーなど広告,出版でのお仕事をベースに,自転車旅行で出会った風景や人を題材にした作品づくりを続けています。

URLhttp://www.yuzuriha.com

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