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第8回 クォーテーションマークを縦組み用に切り替える

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ダブルクォーテーション「“ ”」を縦組みに変更すると,記号の位置がきれいに並びません。ダブルクォーテーションは本来,縦組みで使うべきではなく,その代わりにダブルミニュートを使う必要があります。ところが,InDesignで入力するには少し厄介です。

字形パレットの「縦組み用」ダブルミニュート

縦組みにして位置のずれたダブルクォーテーションは削除して,ダブルミニュートに変更が必要です。このダブルミニュートは,編集・組版用語では「チョンチョン」とも呼ばれます。

横組みのダブルクォーテーションを縦組みに変更すると位置がずれる
縦組みではダブルミニュートへの変更が必要になる

横組みのダブルクォーテーションを縦組みに変更すると位置がずれる<br />縦組みではダブルミニュートへの変更が必要になる

こうしたときに使う「縦組み用のダブルミニュート」は,InDesign CS2の字形パレットの[表示]ポップアップを[縦組み用全角字形(vert)]に変更することで表示させることができます。

ところが,縦組みの中で「縦組み用のダブルミニュート」をダブルクリックしても,やはりダブルクォーテーションが入力されるだけです。InDesignでは,特殊な変換が行われるようで,字形パレットを使った入力ではうまくいきません。

字形パレットの「縦組み用のダブルミニュート」をダブルクリックしても,位置がずれたクォーテーションマークが入る

字形パレットの「縦組み用のダブルミニュート」をダブルクリックしても,位置がずれたクォーテーションマークが入る

文字変換システムで入力

InDesignで正しいダブルミニュートを入力しようと思ったなら,重宝するのは,InDesignの中の機能ではなく,Macの「ことえり」,Windowsの「IME」などの文字変換システムによる入力です。とりわけ「ことえり」の文字パレットは優秀で,文字パレットの[分類別][()括弧/引用符]の中のダブルミニュートをダブルクリックすることで問題なく入力できます。

「ことえり」の文字パレットを使って,ダブルミニュートを入力できる

「ことえり」の文字パレットを使って,ダブルミニュートを入力できる

Windowsの「IME」の文字パレットである「文字一覧」は,「ことえり」の文字パレットほど使いやすくはありません。しかし「かっこ」と入力して変換すれば,変換候補の中からダブルミニュートを入力できます。

著者プロフィール

株式会社シータス

東京の印刷会社。商品カタログ,PR誌,書籍などの企画制作から組版・製版・印刷,Webサイトの企画・制作,さらに食品・雑貨の輸入販売などなど,幅広く展開中。また,InDesignをはじめとしたDTPやWebのノウハウを活かし,書籍の執筆も行う。おもな著書に「InDesignプロフェッショナルテクニック」「Photoshopデジタルフォト基礎レッスン」「Flash MX 2004で作る小さくて可愛いWebアニメーション」「デジタル一眼レフ プロ級写真の撮り方教えます」(技術評論社刊)など多数。

Webサイト「ぱぴっとタウン」でコラム「ステップアップのためのInDesign導入術」を連載中。 →http://www.papit-town.jp/column/index.html

URLhttp://cetus.co.jp/

著書

コメント

  • 追伸です

    先のコメントの補足
    ダブルクォーテーションに等幅全角を適用します。
    汚してスミマセン。

    Commented : #2  works014 (2007/09/11, 18:59)

  • ダブルミニュートの入力

    IMEからの入力では禁則対象の文字にはなりません。
    禁則をカスタマイズすればいいのでしょうが、
    私は文字パレットのヨコの矢印から等幅全角を選ぶことで対処しています。(OSX/CS2の環境です)
    以下、私のブログです。ご参照ください。
    http://d.hatena.ne.jp/works014/20070728

    Commented : #1  works014 (2007/09/11, 17:29)

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