サルでき流 WordPressではじめる企業サイトの作り方

第29回 はじめてのSEO入門。検索エンジンにウケる画像の貼り方とは?

この記事を読むのに必要な時間:およそ 5 分

SEO基本編&タイトル編&記事編のおさらい

さてさてさて。

4回目の今回も,しつこく基礎編のおさらいからはじめていきましょう。

はいそこのアナタ。⁠文字数稼ぎ」とか言わない。繰り返し読むってことも大事なことなのです。

SEOって何なのか,サラッ~とまとめてしまうと,こういうことでした。

  • 世界中にWebサイトが山ほどあるので
  • 検索エンジンが無いと目的のページに辿りつけない
  • 逆に,検索結果一覧で上位に表示されないと
  • 自分のWebサイトに誰も人が来てくれない
  • けれど,検索エンジンの表示順番は企業秘密
  • それを,気合でなんとか攻略していこーぜー

そうそう。もう完璧ですね。

「うーん?」という感じの方はもちろん…いらっしゃらないと…思いますが,⁠どうも今日調子が悪いんだよね」⁠という方は,念のため第26回でおさらいをしてきてくださいね。

で,そのSEO攻略法「その1」として,第27回「タイトル」の攻略法をお話しました。

サルでき流 検索エンジンにウケるタイトルの付け方ルール
  • まずは,Webサイトのタイトルに,Google様用の検索キーワードを3~5個入れる
  • ついでに,検索結果に並んだ時に人間様の目を引くキーワードを1~2個入れる
  • 記事タイトル等の各タイトルは,Webサイトのタイトルとの相乗効果を狙うすでにWebサイトのタイトルに入っているキーワードは,記事タイトルには入れない)
  • 結果的にタイトルが長くなってしまうが,検索結果のタイトル欄はカットされても仕方がないと割り切る(※せめて,トップページが検索された時はカットされないよう,Webサイトのタイトル単体は,ほどほどの長さにしておく)

続いて,第28回では,SEO攻略法「その2」として,⁠記事」の攻略法をお話しました。

サルでき流 検索エンジンにウケる記事の書き方ルール
  • ズバッと本題から書いていく
  • 口コミしやすい記事にする

うむうむ。そうでしたそうでした。⁠タイトル」の回では結構コッテリと攻略法が並んでいたのに,記事になったらたった2項目と超サッパリ。

……ひょっとして,手を抜いたのかしら?この人。

いえいえ。滅相もない。

タイトルをキッチリ作りこんだら,記事は気楽に書こうぜということが言いたかったのです。

すべてのバッターに対して,常に全力の豪速球を投げ込んでいては,肩がいくつあっても足りません。⁠押すところは押し,抜くところは抜く」⁠球に緩急を付けることで,⁠打たせて取る」タイプの,息の長いピッチャーになろうと。そんなお話だったのですよ。

画像とSEOの関係

では,おさらいも終わったところで。はじめていきましょう。本日のお題はウケる画像の貼り方についてです。

Webサイトで「画像」というと,デジタルカメラやスマートフォンで撮影した「写真」や,ペイントツールで描いた「イラスト」などのファイルのことを指します。

文字通りお題を解釈すると,⁠何らかのコツで撮影された写真」「何らかのコツで描かれたイラスト」が,⁠タイトル」「記事」同様,検索エンジンにウケて,グッとアクセスが増える。こんな風に考えられますね。

ふんふん。なるほどなるほど。

今までの流れからして,あるんでしょう?そういうコツ。

そんなみなさんの「期待に満ち溢れた視線」を受けながら言うのは何ですが……。

えーとですね。

実は,そんなコツ,ありません

いやいやいや。ちょっと聞いくてくださいな。

例えば……そうですね。ここに「辰巳くん」という新入社員がいたとします。

彼は自社のブログ用に,ものすごく検索エンジンにウケそうな,ピリリとスルドイキーワードが散りばめられた,感じのいい記事を,何故か「手書きで,原稿用紙に」書いておりました。

彼は記事を書き終わると,おもむろにその原稿用紙をスマホのカメラでパシャリと撮って,WordPressを立ち上げ,投稿記事に添付,そのまま公開してしまいました。

「ふう,なんとか今日の締め切りに間に合った」

そう,辰巳くんは,パソコンのキーボードで文字を打つのが死ぬほど遅く,困った挙句に手書きの原稿を「画像」として公開してしまったのです……的な。そんなシーンを想像してください。

こうした状況で,検索エンジンはどう判断するかというと,その記事を「文章」としてではなく,単に画像が貼ってあると判断します。

そうなんです。残念ながら今の検索エンジンの技術では,画像の中に書かれている文章を,文字情報として正確に読み取ってくれるわけではありません。

スキャナー的な仕組みを考えれば,ある程度は中身まで判断することもできるのでしょうが,いかんせん処理にものすごい時間がかかりますので,検索エンジンとしてもまだそこまではやっていない…のではないかという…雰囲気を感じます(相変わらずここらへんがボヤーッとした書き方になるのは,仕組みが企業秘密だからです)⁠

まあ,手書きですしね。辰巳くんの文字が破壊的に汚かった場合や,宇宙人的に達筆だった場合を考えると,たとえ技術が進んでも,正確には読み取ってもらえない可能性がどこかには残ります。

つまり,画像をペタッと貼ったとしても,さらにその画像が文字の画像であったとしても,文字とまったく同じようには,SEOに影響を与えられないということが言えるわけです。

「時間がかかっても,先輩から怒られても,きちんとパソコンで記事を書いておいたほうがよかったのに」という結果が,容易に想像できるわけです。

辰巳くん,社会人の辛さを散々味わって,立派に成長するのですよ。

著者プロフィール

カワサキタカシ(かわさきたかし)

元アイ・ビー・エムERPコンサルタント,元アップル教育ソリューション開発者兼営業,他にも様々な経験を経て,人材育成会社『株式会社マイウェイ』を夫婦で起業。現在,同社の取締役兼なんでも担当。

「Webサイト」から「iPhoneアプリ」,「ビジネスサービス」から「会社」まで,『作ること』が好き。そして作る楽しさを誰かに『教えること』も好き。楽しく作る技術を学ぶコミュニティ,『サルでき.jp』をぐーたら管理中。

著書に『iPhoneアプリ開発塾』(技術評論社),『サルにもできるiPhone同人誌の創り方』(飛鳥新社)がある。

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