WEB DESIGN WORKSHOP「正しいウェブデザイン」

第14回 Social Web Applications「コンテンツのソーシャル化」

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ソーシャル化のプラットフォーム

コンテンツのソーシャル化を行うためには何らかのプラットフォームが必要である。ユーザーの個人情報やプロフィールを登録させ,情報をアップロードさせることでユーザー間のリレーションを構築し,コミュニケーションを促進する。

開発コストや労力を考えるとなかなかハードルが高いと感じてしまうが,その形は必ずしもSNSのような形である必要はない。ソーシャル化されたコンテンツのターゲットとなるのは比較的インターネット上のアクティビティが多いヘビーユーザーであり,そのようなユーザーは様々なサービスを活用し,自身の情報を各所に点在させている。ブログや転載可能なCGMなど,既存のサービスやコンテンツを活用(マッシュアップ)することでソーシャル化のプラットフォームを設けるためのハードルは下がる。

最小限の開発と効果的なユーザーの誘導によって費用対効果の高いコンテンツのソーシャル化を設計しよう。

ソーシャル化されたコンテンツの例と今後

現在,FICCではコンテンツのソーシャル化が全て進行中のプロジェクトであるため,今回コンテンツ具体的な例を挙げられなかったことをお詫びする。

表現したかった内容としては「Web 2.0」という言葉が飽きられるほど企業のWeb戦略に用いられたにも関わらず,成功例が少なく,まだまだ企業によるプロモーションコンテンツとしてのソーシャル化は発展途上であり,様々な新しい試みが必要であるということ。

そしてリテラシーの向上と共に本来Webサービスに対して広告を出稿するクライアント企業自身もターゲティングされたソーシャルメディア(Webサービス)を運営することに集客,CRM,SEOなどの大きなメリットを感じ始めているということ。

ブログ,ディスカッションフォーラム,ソーシャルブックマーク,レーティング,ランキング,ゲーム,SNSなどソーシャル化されたコンテンツには既に様々な形があり,今後も最適化と多様化が続くだろう。

次回は正しいWebデザイナーやWebディレクターの選び方について説明する。

著者プロフィール

荻野英希(おぎのひでき)

FICC inc. 代表。ファッションブランドのアートディレクターを勤め,ウェブプロデューサーとして様々なブランドや企業のウェブプロモーションを手がける。デザインポータルAnotherbookmarkの運営や雑誌連載の執筆など,幅広い活動を行っている。

URLhttp://www.ficc.jp/