Microsoft Web PIが変えるWebアプリケーションサイト構築

第5回 Web PIでOSSをもっと活用しよう[その1]─EC-CUBE

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前回までは主にWebプラットフォームインストーラー(Web PI)そのものについての紹介をしてきましたが,今回からはWeb PIで動作させることができるオープンソースソフトウェア(OSS)について紹介していきます。

前回(第4回)の記事ではWeb PI 3.0のベータ版を利用しましたが,まだベータ版ということもあり対応していないOSSもいくつか存在するため,今回からは再びWeb PI 2.0を使用していくことになります。Web PIでは,複数のバージョンを同一マシン上に共存させることはできないため,Web PI 3.0をインストールしている場合はWeb PI 3.0をアンインストールし,再度Web PI 2.0をインストールする必要があります。Web PI 3.0からWeb PI 2.0のダウングレードにはMySQL Connector .NETのアンインストールが必須となります。また,Web PIからOSSをインストールする際,依存関係のあるコンポーネントの再インストールも必要になる場合があるのでご注意ください。

今回は,株式会社ロックオンが開発しているECサイト向けCMSである「EC-CUBE」を動作させてみることにします。EC-CUBE自体は元々Windows上での動作もサポートされていますが,Web PIを使用することで,非常に簡単に環境を構築することができます。

Web PIを使ってEC-CUBEの簡単インストール

それではWeb PIを使用してEC-CUBEをインストールする画面を順番に見ていくことにしましょう。まずWeb PIを起動し,⁠最新情報」タブにある「EC-CUBE」にチェックを入れて,⁠インストール」ボタンをクリックします図1)⁠

図1

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すると,インストール内容の確認画面が表示されるので「同意する」ボタンをクリックします図2)⁠その後は,Web PIを使用してWordPressなどのOSSをインストールする場合と同様に,IIS上での配置場所やMySQLのデータベース名などを入力していきます。

図2

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必要な情報を入力した後に「続行」ボタンをクリックすれば,EC-CUBEのダウンロードとインストールが自動的に行われるという仕組みです図3,図4)⁠

図3

図3

図4

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インストール完了画面で「EC-CUBEの起動」をクリックすれば,Webブラウザが起動し,EC-CUBEのインストール画面が表示されます図5)⁠ここから,ナビゲーションにしたがってECサイトの基本設定やDB情報などを入力していくことになります。

図5

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著者プロフィール

漆尾貴義(うるしおたかよし)

京都大学総合人間学部を卒業後,2003年4月からマイクロソフト株式会社でプリセールスSEとして勤務。法人向けに.NETやOfficeなどによるソリューション提案を行う。2006年6月にマイクロソフト株式会社を退社し,くらふとわーくす株式会社を設立。現在はクラウド型eラーニングサービス「eden」の開発・販売を行っている。主に使う言語はPython,JavaScript,C#。

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