いま,見ておきたいウェブサイト

第65回 Codecademy,Google(Freddie Mercury Google Logo),Hulu

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朝晩めっきりと涼しくなり,蒸し暑い夏に奪われていた体力とやる気が回復してきたような気がする今日このごろ,皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も個人的に感じた,素晴らしいサイトの特徴をいくつかお話したいと思います。

一人でも楽しい,プログラミング学習

Learn to code | Codecademy

対話形式で課題をクリアしながら,楽しくプログラミングが学習できるウェブサービス『Codecademy』です。

図1 対話形式でプログラムが学べる『Codecademy』

図1 対話形式でプログラムが学べる『Codecademy』

『Codecademy』を訪れると,いきなり「Hey! Let's get to know each other. What's your name? Type it with quotes around it like this "Ryan" ⁠やあ! お互いに知り合いましょう。あなたの名前は? この"Ryan"のように引用符で囲んで名前を入力してね。)⁠とコードの入力を勧められます。

図2 コードを入力しながら,チュートリアルを進めていく

図2 コードを入力しながら,チュートリアルを進めていく

ユーザーがキーボードからコードを入力すると,そのコードが実行されます。そして,結果に応じて,次々と課題が表示されていきます。このような対話形式で,次々と用意されたチュートリアルを終了させながら,プログラミング言語(JavaScript)が学べるという仕組みです。

現在,学べるプログラミング言語はJavaScriptのみ,チュートリアルも8つしかありませんが,今後のコンテンツの充実に期待したい,興味深いウェブサービスです。

ユーザーに刺激を与える,ゲームの要素

新たな知識や技術などを習得する場合,一人で学習を進めていくことが多いでしょう。教材となるテキストや本なども,こうした学習方法を踏まえ,基礎から段階的に学習できるよう構成されています。とはいえ,モチベーションを持続させながら,学習を続けるのは楽なことではありません。

図3 課題の達成度など,自分のステータスも確認できる

図3 課題の達成度など,自分のステータスも確認できる

では,"学習意欲を持続させる"にはどうしたらよいのでしょうか。⁠Codecademy』では,対話形式のレッスンやユーザーの目標達成率の表示,他ユーザーとの競争など,学習意欲を刺激する,よく考えられた仕掛けが用意されています。その結果,ユーザーは"心地よい刺激"を求めて,さらなる学習へと集中していくことになります。

こうしたウェブサイトなど,ゲーム以外のサービスに,モチベーションを刺激する要素を加えてユーザーの興味をひきつける方法を,最近では「Gamification(ゲーミフィケーション)⁠などと呼ぶようになっています。

ユーザーにとってもサービスを提供する側にとっても利点の多い,こうした「Gamification」が,従来のウェブサイトやウェブサービスに加えられることで新たな価値を生み出すのか,注目したいところです。

よみがえる「Queen」の世界

Google(Freddie Mercury Google Logo)

1946年9月5日に誕生した,イギリスのロックバンド「Queen」のボーカル,Freddie Mercury(フレディ・マーキュリー)の生誕65周年を記念したホリデーロゴ(Doodle)が掲げられたGoogleのトップページです。

図4 GoogleのトップページにFreddie Mercury生誕65周年を記念したロゴが掲げられた

図4 GoogleのトップページにFreddie Mercury生誕65周年を記念したロゴが掲げられた

ホリデーロゴに表示されている再生ボタンを押すと,⁠Queen」の代表曲の一つ'Don't Stop Me Now'に合わせて,Freddie Mercuryをフィーチャーしたアニメーションが流れます。

ロゴをクリックすると再生されるアニメーション

アニメーション終了後は,検索画面へと移動し,Freddie Mercuryに関する検索結果が表示されます。これ以外にも,YouTubeの「Queen」公式チャンネルでは,2日間で15万人の観客動員を記録した,1986年のウェンブリースタジアムでのライブ映像が期間限定で公開されました。

図5 YouTube公式チャンネルでは伝説的なライブ映像が公開された

図5 YouTube公式チャンネルでは伝説的なライブ映像が公開された

進化するGoogleのホリデーロゴ

2000年から開始されたGoogleのホリデーロゴの歴史を振り返ると,Googleのロゴに合わせた静的なグラフィック表現から始まり,やがて,アメリカの舞踏家Martha Grahamのホリデーロゴのような"動き"が加えられていきます。

最近では"インタラクティブな仕掛け"が加えられたホリデーロゴが目立ちます。実際にゲームが楽しめるパックマンのホリデーロゴや,フランスの小説家Jules Verneの代表作「海底二万里」をモチーフにした動かせるホリデーロゴギターの開発者Les Paulの誕生日には,実際に音の出るホリデーロゴが登場しました。

図6 レバーで操作できるJules Verneのホリデーロゴ

図6 レバーで操作できるJules Verneのホリデーロゴ

今後もさまざまな記念日に合わせて,Googleのホリデーロゴが登場して来るでしょう。"動き"や"インタラクティブな仕掛け"の次には,どんな要素が加えられていくのか。少しずつ進化しながら,われわれを驚かせてくれるホリデーロゴが登場するのを,これからも楽しみにしたいと思います。

著者プロフィール

Lançamento(ランサメント)

国内外のウェブサイトを日々紹介する Blog『Lançamento』を運営する,自称“フリーランスという名の無職”。目指すは“エクスペリエンスデザイナー”(O'REILLY『Web情報アーキテクチャ』11ページ参照)。2008年の“ジェフの奇跡的な残留”を目の前で見たサッカー好き。

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