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Ruby 1.9.0リリース

2007年12月26日、Ruby 1.9.0がリリースされました⁠。1.9.0の主な特徴は次の通りです。

  • YARVによる処理速度の向上
  • M17N(他言語化)のサポート
  • 軽量なスレッドを実現するFiberの導入
  • RubyGems、Rakeの標準付属

また、StringがEnumerableではなくなったり、$KCODEやjcode.rbが廃止されたりなど1.8系との互換性がなくなった部分もあります。変更点についてはリリース記事からリンクしているWiki(英語)に丁寧にまとめられています。

なお、当初は安定板の1.9.1をリリースする予定だったのが、都合上1.9.0になったようですので、業務での利用は控えたほうがよいでしょう。

また1.9.0のリリースに合わせて新しいリファレンスマニュアルもリリースしており、1.8.6用と1.9.0用が用意してあります。

注)
Ruby 1.9について詳しくは本誌連載「Ruby on Rails本格活用」⁠144ページ)をご覧ください。

URLhttp://www.ruby-lang.org/ja/news/2007/12/25/ruby-1-9-0-release/

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