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DHH曰く、「高まった生産性を、仕事を余計にこなすためではなく自分の将来に向けて使おう」

技術系ポッドキャストサイト「IT Conversations」で配信している、Ruby on Railsの開発者DHH(David Heinemeier Hansson)氏による講演内容をまとめた記事です。

DHH氏は全体に渡って「開発者としての自分への投資を行い続けよう」と主張しています。Railsを使った開発はほかの言語やフレームワークと比べて生産性に優位があるとし、その生産性によって得た余剰時間をさらなる開発には使わず自己投資に費やすことを勧めています。

DHH氏が心がけていることに次のようなものがあります。

  • 仕事に関係しない活動をして、仕事で使わない脳を鍛える
  • 長時間寝る
  • ネットの時間を減らし、読書に費やす
  • ビジネスやデザインなど、プログラム以外の分野の知識を持つ
  • コーディング量を減らす
  • 新たなことを一から始める
  • やっていることを公開して共有する

上記の「読書に費やす」べき本の例として、以下の書籍を挙げています。

  • G. M. Weinberg『コンサルタントの秘密』⁠共立出版)
  • Chad Fowler『My Job Went to India』⁠オーム社)
  • Kent Beck『Implementation Patterns』⁠Addison-Wesley。邦訳なし)
  • Clayton Christensen『イノベーションのジレンマ』⁠翔泳社)
  • また、DHH氏が所属する37signalsでは週4日制を導入したそうで、それにより生産性はさらに上がったそうです。

    URLhttp://d.hatena.ne.jp/himazublog/20080927/1222445526

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