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米Yahoo!,社内で使われているWebプロキシキャッシュ「Traffic Server」をオープンソース化

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2009年11月4日,米Yahoo!はWebプロキシキャッシュ「Traffic Server」をオープンソースとして公開しました。プロキシキャッシュとは,よくアクセスされるコンテンツをキャッシュして高負荷なHTTPトラフィックを効率良くさばくための技術です。ほかに有名なものではSquidがあります。

Traffic ServerはC++で書かれており,コード量は数十万行にも及びます。またマルチスレッドで動作し,一般的なクアッドコアマシンで秒間リクエスト数が3万を超えるなど,非常に高速に動作します。実績も申し分

なく,米Yahoo!のトップページやメール,スポーツ,ニュースなど多くのサービスで使われています。

元をたどると,2002年に米Yahoo!によって買収されたInktomiによって開発されたプロダクトでした。最初のリリースは1997年で,AOLやMicrosoftで使われるなどかなりの歴史を持っています。米Yahoo!に買収後,2005年ごろより開発を再開し,今回のオープンソース化のあとも開発を続けていくそうです。

今後のロードマップには,IPv6対応,64ビット化,Solaris対応などが含まれています。

URLhttp://incubator.apache.org/trafficserver/

著者プロフィール

角田直行(かくだなおゆき)

普段はお仕事でPHPやJavaを使ってWeb開発をしています。一部でセレブエンジニアとか言われてますが,全然セレブじゃありません。

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