濃縮還元オレンジニュース
JavaでLL風な開発を実現するWebフレームワーク「Play Framework」
RubyやPHPなどLightweight Language(LL,軽量言語)な世界では,フルスタックなWebフレームワークが乱立している状況です。しかしJavaには有名と言えるフルスタックなWebフレームワークはありません。そんな中,まるでRailsのようなスタイルで開発ができるJavaフレームワーク「Play framework」が登場しました。
Play frameworkはPure Javaでコントローラやモデルを記述しますが,コード量は驚くほど少なく済みます。
しかも,Javaファイルを編集してブラウザを更新するだけで反映させることができます。これは内部でEclipse JDTコンパイラを利用していることで実現できています。ソースに記述ミスがあってもブラウザ上にコンパイルエラー部分を行番号付きでカラフルに示してくれるのも親切です。
モデルはHibernateベースのJPA(Java PersistenceAPI)を使い,テンプレートエンジンはJSPを使わずGroovyを利用することにより簡潔な記法でビューを書けます。たとえば必須チェック,メールアドレスチェックを持ったユーザのモデルは次のようなコードになります。フィールドをpublic属性にしてsetter/getterを書かないのが特徴的です。
@Entity
public class User extends Model {
@Email
@Required
public String email;
@Required
public String password;
public User(String email, String password) {
this.email = email;
this.password = password;
}
}
ほかにもURLルーティングやPythonで書かれたコマンドツール,JUnitやSeleniumなどのテスティング,非同期ジョブのサポートなど,充実した機能が備わっています。
サイトにてデモ動画が見られるので「JavaでサクサクWebアプリを作ってみたいけれどもGrailsやJRubyon Railsはちょっと……」と思っている人は一度チェックしてみてください。
現在の安定バージョンは1.0で,1.1ではScalaのサポートが予定されています。
技術動向, Java, LL, Play Framework
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