濃縮還元オレンジニュース

FoursquareがScala製Webフレームワーク「lift」に移行

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

Foursquareという位置情報系サービスが海外だけでなく日本でも人気です。iPhoneアプリなどを通じて GPSを利用して現在いる場所やお店などをマーキング(check in)し,常連を表す称号を得たりユーザ同士で情報交換を行ったりします。そして,このFoursquareがScalaベースのWebフレームワークliftで書き直されたことが,Scalaのブログ記事にて発表されました。

記事のコメントに,開発リーダーのHarry Heymann氏が自ら自身のプレゼン資料へのリンクを提示してくれています。その資料を参照すると,当初FoursquareはLAMP構成でできており,エンジニアではない人がPHPで書いていたためコードがキレイではありませんでした。そのため,Javaのバックグラウンドを持つHarry氏は,RailsやDjango,Wicketなどいろいろなフレームワークを検討した結果liftを選びました。主要ページは3日で出来上がり,9割のコードは90日ほどで書き換えられました。残りの1割であるiPhone対応は少し難航したようで60日ほどかかったようです。書き換えたことによりコードがキレイになりバグが少なくなった一方,liftがステートフルであることやORマッピング部分が未成熟なことなど,移行に際していくつか課題もあったようです。

全体のコード量としてScalaコードは14000行,マークアップ部分は6000行ほどのようです。Scalaを利用した事例として今まではTwitterが有名でしたが,これでまた一つ強力な実績ができたと言えるでしょう。

URLhttp://www.scala-lang.org/node/5130

著者プロフィール

角田直行(かくだなおゆき)

普段はお仕事でPHPやJavaを使ってWeb開発をしています。一部でセレブエンジニアとか言われてますが,全然セレブじゃありません。

コメント

コメントの記入