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震災後,私たちに何ができるか

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2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震により,被害に遭われた方へ心よりお見舞い申しあげます。行方不明者の捜索や被災者支援,原発の問題など解決されていないことばかりですが,少しでも早い復興を願います。私は1995年の阪神・淡路大震災があったころに兵庫県にいたので,どうしても今回の震災といろいろ比較してしまうのですが,当時に比べて情報伝達はすばらしく向上したと思っています。

当時はインターネットはおろか携帯電話も個人で持つ人は珍しい時代だったので,電気が通じない間は何が起きているのかがまったくつかめず,当時所持していたウォークマンのラジオが唯一の情報手段でした。しかし,今回は発生直後こそいくらか回線が混雑状態になったものの,無線LANサービスやワンセグなどで最低限の状況を知ることができました。また,TwitterやGoogle Person Finder,sinsai.infoなど,ITを利用したサービスは情報交換に大きく貢献しています。

しかし,難しい問題も抱えています。今後家を失った被災者は仮設住宅に住むことになるでしょうが,阪神・淡路大震災ではお年寄りによる孤独死や将来を悲観しての自殺が相次ぐ事実があったことを考えると,今回もそのような事態にならないか心配になります。

昨今,私たちの業界でソーシャルという言葉が謳われていますが,このような人たちにソーシャルの恩恵が受けづらい状況にあるのは何とももどかしいです。IT技術を扱える私たちにいったい何ができるでしょうか。

著者プロフィール

角田直行(かくだなおゆき)

普段はお仕事でPHPやJavaを使ってWeb開発をしています。一部でセレブエンジニアとか言われてますが,全然セレブじゃありません。

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