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コードは文学ではない

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EtsyやTwitterなどでコードリーディングの活動を行ったPeter Seibel氏が,ブログ上でグループでのコードリーディングの活動をはじめないほうが良いという記事を公開しました。英文学専攻であったSeibel氏は「プログラミングは文学のように良い例を読むことで書き方を学べる」という,割によくある考えを持っていました。

彼が書籍『Coders at Work』注1の執筆中にインタビューしたHal Abelson氏に尋ねてみると,最近読んだコードの名前は同僚のコードレビューばかりでした。Seibei氏はリアルなコードはシンプルに読める形になっておらず,セミナー形式でのコードリーディングというアイデアを放棄せざるを得ないと認識しました。コードを理解するには小さな部分を書き換えながらリライトするような活動が有効だった経験なども踏まえ,Seibei氏は「コードはとても複雑で,30分程度のセミナーでは十数行程度のコードと重要な1つのアイデアを説明するのが適当であり,それをきっかけに聴衆が自分自身でコードを読み進めるきっかけにするのが良い」とまとめています。

コードリーディングの活動やコードレビューの進め方などを考えるのにとても参考になるアイデアではないでしょうか。

注1)
Peter Seibel著『Coders at Work─⁠─プログラミングの技をめぐる探求』オーム社,2011年

URLhttp://www.gigamonkeys.com/code-reading/

著者プロフィール

安藤祐介(あんどうゆうすけ)

2年間ありがとうございました。今後もブログなどで海外ネタの発信を続けます。

Twitter:yando

小倉純也(おぐらじゅんや)

2年間どうもありがとうございました。今後はWebサイトのほうもテコ入れしていきたいですね。

Twitter:junya

溝畑考史(みぞはたたかし)

2年間ありがとうございました。今後はEtsyJapan関連で日本にもちょくちょく行くので声をかけてください。

Twitter:beatak

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