JavaによるGoogle App Engineクラウドプログラム開発

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ローカルでの実行

プログラムをGAEのクラウド環境にアップロードする前に,ローカルで実行し動作確認を行います。ローカルの実行では,Package Explorerでguesatbookプロジェクトを右クリックし,表示されるメニューから「Run As」⁠ →Web Applicationと選択して行います。プログラムが正常に実行されると,Eclipse下部のConsoleが図14のような表示にかわります。

図14 ローカルPCでのプログラム実行

図14 ローカルPCでのプログラム実行

この状態でブラウザを起動し,http://localhost:8080/でアクセスすると,図15のような画面が表示され,⁠guestbookServlet」のリンククリックで図16の表示に変化します。

図15 ローカルブラウザでの画面表示

図15 ローカルブラウザでの画面表示

図16 guestbookServletのリンククリック後

図16 guestbookServletのリンククリック後

GAEクラウド環境へのアップロード

ローカルPCでの動作確認後,GAEクラウド環境へのアップロードを行います。クラウド環境へのアップロードはプラグインのインストールで追加されたボタンのうち,図17のボタンクリックで行います。

図17 GAEクラウド環境へのアップロード

図17 GAEクラウド環境へのアップロード

図18 ボタンクリックでの警告表示

図18 ボタンクリックでの警告表示

図17のボタンクリックをクリックすると,図18のダイアログで警告が表示されます。これはappengine-web.xmlにアプリケーションIDとバージョンを登録していなかったからで,登録を忘れた場合もこの場で行うことができるようになっており,警告が表示された場合は画面左下の「App engine project setting」のリンクをクリックすると,図19のようなダイアログが表示されます。

図19 プロジェクト設定のダイアログ

図19 プロジェクト設定のダイアログ

図19の画面ではAplication IDにcybersample1をVersionに9を入力しています。筆者の場合はPythonのプログラム作成でこのアプリケーションIDを取得していましたが,新規の場合はID取得後に登録しておく必要があります。

入力後「OK」ボタンのクリックで元の画面に戻り,今度は図20のような画面表示に変わりDeployが可能であることが表示されていまが,この状態でappengine-web.xmlを開くとapplicationとversionタグの内容が次のように変化しています。

<application>cybersample1</application>

<version>9</version>

筆者の環境ではすでにPythonでかなりの数のプログラムがデプロイされているので,既存のAplication IDを使用し,Versionを変えて登録を行っています。なおサーバに保持できるVersion数は10個が上限です。

図20 プロジェクト設定後のDeployダイアログ

図20 プロジェクト設定後のDeployダイアログ

図20の「Deploy」ボタンクリックでデプロイが開始され,完了すると,コンソールに図21のようなメッセージが表示されます。

図21 デプロイ完了後のコンソール表示

図21 デプロイ完了後のコンソール表示

著者プロフィール

清野克行(せいのかつゆき)

慶應義塾大学工学部電子物理専攻卒。日本IBM,日本HPなどにおいて,業務系/基幹業務系システムのSE/マーケティングおよび,分散アプリケーション&イントラネットによる社内業務システム開発などに携わる。現在は,Ajax/クラウド/Web 2.0関連の書籍執筆/セミナー講師/ソフトウェア開発/コンサルティングなどを行っている。
情報処理学会会員。

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