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あなたのスマホアプリ開発レベルはどのぐらい?スマ検を受けよう

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スマートフォンアプリ開発技術検定試験とは何か?

スマートフォンアプリ開発技術検定試験(以下,スマ検)は,株式会社D2Cとジークラウド株式会社が実施しているスマートフォンアプリ開発者の技術力を客観的に評価できる検定です。全国共通規格で行われるアプリ開発技術検定試験で,自身のスキルを数値化して客観的に評価できます。また,企業側から見れば,技術者を適切に評価し,適切な担当業務を判断する材料としても使えます。

スマートフォンアプリ開発技術検定試験(スマ検)
https://spkentei.jp/

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スマ検では,iOS,Objective-C,Swift,Android,Java,HTML5,JavaScript,CSS3など,スマートフォンのアプリ開発に必要なすべての技術レベルを検定します。出題される問題の総数は5000にもなり,開発分野だけでなく,アプリ申請ルールなどの実践的な内容も検定に含まれています。出題される問題は,日本トップレベルのアプリ開発エンジニアの監修のもと,制作されました。

いつでも・どこも受験できる。しかも無料!

スマ検は,オンライン検定です。よって,インターネットに接続可能なパソコンが必要です。検定に使うパソコンは,専用アプリをインストールする必要はなく,Internet ExplorerなどのWebブラウザがインストールされていれば問題ありません。

オンライン検定なので,決まった時間を設ける必要はなく,いつでも・どこからでも受験ができます。また,途中で中断しても経過が保存されるので,まとまった時間が作れない忙しいサラリーマンでも受験ができ,自分のペースで進められます。また,採点結果もすぐに確認できます。

こうした検定では,受験費用が必要になるのがあたりまえです。しかし,スマ検は,事前にアカウント登録が必要なものの費用は一切かかりません。出題内容に関しては後で触れますが無料だからと言って,簡単で中途半端な問題はありません。

無料で受験できるので気軽にチャレンジできます。しかも,出題される問題は実践的です。腕に自信のあるエンジニアは,空いた時間を見つけて受験してはいかがでしょうか。

アカウント作成が必要

受験には,事前にアカウントを作成しておく必要があります。

このときに,氏名,フリガナ,ユーザー名,生年月日,メールアドレス,サインインのパスワードを登録します。FacebookやGithub,Twitterのアカウントを使ってもログインできるので,こちらを使う方法もあります。

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アカウント登録画面には「人材紹介を許可する」という選択があります。これは,人材紹介会社などへの紹介が行われるようです。成績優秀であれば,思わぬところから声がかかるということがあるかもしれません。

いまの時代だからこそ

その昔,モバイルOSのAPIやフレームワークと言えば,充実しておらず基本的なライブラリが提供されるだけで選択肢はありませんでした。現在のスマートフォンOSは,デスクトップOSと変わりないくらい機能豊富で,すべてのAPIを把握するのは難しいくらい数多くあります。また,フレームワークも好みの物が選べるほど充実しています。たとえば,SNS関連であれば,必要なフレームワークを見繕ってうまく組み合わせれば,主要な実装が完了することも珍しい話ではありません。

すでにあるフレームワークを上手く活用するのは,効率的に高品質なアプリを開発するためのアプローチとしては間違っていません。しかし,こうした開発スタイルは,フレームワークとフレームワークを繋ぎ合わせるためのプログラミングをすることが多く,その瞬間に必要な知識しか得られないので偏りがちになります。

また,多く使われているフレームワークであれば,検索することで実践的なサンプルコードが得られて,これを修正するだけでも十分な結果が出せます。これも知識が偏りがちになる原因のひとつです。これで,うまくいくこともありますが,見よう見まねで得た知識だけで,本来必要な知識が無かったために,開発に時間がかかったり,重大なバグを持ったアプリを開発してしまう可能性も考えられます。

こうした時代だからこそ,自身のスキルを数値化して客観的に把握できる『スマ検』の活用が考えられます。前でも書いたように,機能豊富になったOSやさまざまな選択肢があるフレームワークを網羅的に学習するのは時間がかかります。スマ検の受験結果を分析し,自身の苦手な部分を客観的に把握して,スキル向上のツールとしても活用できます。

いま,活用できる知識を網羅的に学習して身につければ,なにか新しいことを取り組む時に,考えをまとめる下地やとっかかりを掴むキッカケになります。また,より実践的なところでは,設計過程やプログラミングをしているときに,潜在的な問題に早い段階で気付くことができたり,無理で無駄のないアプローチで設計やプログラミングに取り組めるようになります。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/

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