アンケートご協力のお願いgihyo.jpでは,2010年度に向けて豪華プレゼントが当たる読者属性アンケートを実施しております。ご協力ください。

gihyo.jp » DEVELOPER STAGE » 一般記事 » GIDEON,メールソリューションで実現する最新メールセキュリティ

GIDEON,メールソリューションで実現する最新メールセキュリティ

電子メールは今やビジネスに不可欠のツールだが,一方でスパムやウイルスなどの脅威にさらされておりシステム管理者は日々その対処に忙殺されている。

巧妙化・悪質化を続ける脅威に即応しつつ管理者の負荷を軽減可能な解決策として,Linuxにおけるアンチウイルス関連技術に定評があるGIDEONが提供する一連のメールソリューションを紹介しよう。

導入が容易で運用の手間が少ないウイルス/スパム対策

簡単な設定で運用可能なGIDEON製品

サーバ用のウイルス/スパム対策ソフトウェアで煩雑さが難点だった導入時の設定や運用管理を容易にした製品群として,GIDEONでは「アンチウイルス」および「アンチスパム」を提供している。これらにはそれぞれメールサーバ版と「BLOC system」と呼ばれるアプライアンス版の2種類があり,いずれも管理者のメールアドレスやスパムメールの転送先などユーザ固有の情報を設定するだけで導入可能だ。メールサーバ版はsendmail/qmail/postfixと3種類のMTA(メールサーバソフトウェア)に対応しLinux系のメールサーバのほとんどをカバーできる上に,別途サーバを用意する必要もネットワーク構成を変更する必要も無い。アプライアンス版もメールサーバ版とほぼ同様の設定をするだけの容易さだ。

運用管理はいずれもWebインターフェイスで導入後の設定変更やログ/レポートの閲覧が可能。ウイルス検出とスパム本文解析のコアエンジンにロシアKaspersky社の技術を採用し,新種ウイルスの定義ファイルは発見から1時間以内に作成されサーバ側で1時間ごとに,スパムの本文解析データベースは3時間ごとにそれぞれ差分更新している。これらは365日24時間態勢での対応でありインターネット経由での自動更新のため,管理者はアップデートに神経を使わなくてもよいのだ。

図1 GIDEONアンチウイルス/アンチスパムの概念図

図1 GIDEONアンチウイルス/アンチスパムの概念図

アンチスパムはアンチウイルスのオプションと位置づけられており,動作時はアンチウイルスに続く後段処理として実行される。

アンチウイルスがKasperskyエンジンによる処理なのに対し,アンチスパムは本文解析のみKasperskyで実行し,それ以外の信頼性確認は独自手法によるデータベース参照で実現される。

送信元のアドレスをDNSで逆引きするなど,さまざまな手法で信頼性を確認し,その結果を組み合わせて総合判定すると同時に,スパムと判定されたRBLやURLは高速化のためメモリにキャッシュされ,その後も参照される。

逆に,スパムではないと判定されたメールの配信元IPアドレスやドメインも「ノーマルキャッシュ」として同様に保存され,判定処理速度を向上させるために参照される。

こうして,同じようなスパムが連続して大量に到着するような場合には処理速度が低下することもなく効率的に判定できる。

スパムに対する高い検知率

GIDEONのアンチスパム技術では基本的に,ヘッダから取得できる情報に基づき発信元の信頼性を判定する。実環境での検証では,フィルタを通過したスパムはわずか0.01%であり,正常なメールをスパムと誤判定したのは0.001%に過ぎない。メーリングリストなどは発信元確認とメール本文の双方で検知するため,誤判定は皆無だ。GIDEONでは一般的なリアルタイムブロックリスト(RBL)に加えて,独自のスパムデータベースをスパム判定に用いることにより日本語スパムへの対応力を高め,これと自社開発のスパム検出アルゴリズムとの相乗効果により,国内ユーザ向けにスパム検出能力が高い製品を提供できるのである。

BLOC systemではさらに,POP受信によりメールを取得し判定するプリフェッチ機能を搭載する。このことでスパムメールをPOP受信する前に削除することが出来る。また,ISPなどが提供するメールサーバを使用するケースにも対応し,メールクライアントの設定変更も必要無い。

「攻めの姿勢」でビジネスに活用するメールアーカイブ

高効率のインデックス化と高速な全文検索を装備

「GIDEON Mail Archive」は,コンプライアンス対応のためだけの「死んだ情報の集積」や大規模で硬直化したメールデータベースとは異なる手法でメールを重要な情報源として活用することを意図して設計されたメールアーカイブシステムだ。このシステムでは差出人/宛先/件名などのヘッダ情報や本文の内容をインデックス化し,データベースに蓄積する。インデックスの作成にはローリング方式を採用,蓄積データが増大してもインデックス統合のための時間を短縮できる。BLOC systemでは後述の「PortControl」の併用でデータ及びインデックスを保存するストレージを分散可能であり,検索も分散ストレージに対応しているため,データ量の増大にも容易に対応可能だ。

なお,メール検索は一般的なデスクトップ検索のようなユーザインターフェイスから利用でき,10万通のメールに対し1秒以内で検索が完了する。

図2 GIDEONメールアーカイブ検索用ユーザインターフェイス

図2 GIDEONメールアーカイブ検索用ユーザインターフェイス

導入と運用管理が容易

GIDEON Mail Archiveも簡単に導入でき運用管理が容易という特長を備えている。アンチウイルス/アンチスパムとの併用でウイルスやスパムを除外した真に重要なメールのみをアーカイブでき,データ量の縮減とともに運用管理の負荷を大きく軽減可能だ。

BLOC systemとメールサーバ版のいずれもネットワーク上のメール送受信のトラフィックを自動的にアーカイブするため,クライアントなどの設定変更は不要であり,アクセス権などを参照してアーカイブの検索範囲を限定できる。BLOC systemでは,外部メールサーバを利用する場合でもアーカイブ可能というメリットもある。

図3 GIDEON Mail Archiveの利用概念図

図3 GIDEON Mail Archiveの利用概念図

GIDEON Mail Archiveは通信経路上に設置され,トラフィックの内容を監視している。

メール(SMTP/POP3)であれば自動的にアーカイブ処理を行うので,既存のネットワーク環境の変更は不要だ。プロキシではなく,透過プロキシとして動作するイメージだ。

さらに,プロトコル・レベルでの監視であるため,ユーザーのメール・クライアントや,メールサーバの種類,サーバの設置場所といった条件には全く影響を受けない点もポイントだ。

ユーザーが複数のメールサーバ/メールアドレスを使い分けている場合でも,その全てをアーカイブ対象に出来る。

アプライアンス版では,PortCpntrolを併用することでプロトコルレベルでのトラフィックの振り分けをPortControlに任せられるため,さらに高度な構成が可能になる。

バックナンバー

セキュリティ

  • GIDEON,メールソリューションで実現する最新メールセキュリティ

コメント

コメントの記入

パスサポ

多数の情報処理技術者試験対策書籍の発行実績を誇る技術評論社がお届けする,資格試験合格サイト「めざせ! 情報処理試験 パスサポ」が開設されました。

ピックアップ

サクセスストーリーに続く,快適サーバー運用管理のヒント!

データの増大,煩雑な管理,システムダウン,セキュリティなど,迫りくる課題からシステム管理者の負担を軽くするポイントを解説します。

gihyo.jp インフラエンジニア情報局

ネットワークやITにかかわるあらゆる業種で必要とされるインフラエンジニアに向けた技術情報や心構え,その魅力について多角的に紹介。

テストエンジニア ステーション

いま,ITに関わるあらゆる開発業務で注目されつつあるテスト系エンジニアをターゲットにしたコンテンツサイトを展開します。

一行クイックアンケート

gihyo.jpで取り上げてほしいネタは?

※検索はページ右上の検索ボックスをご利用ください。

その他の連載

Ruby Freaks Lounge

Rubyに関わる,執筆者自身の旬なテーマを扱った,リレー形式の連載です。

これでできる! クロスブラウザJavaScript入門

JavaScriptはウェブ制作において避けては通れない重要な言語ですが,JavaScriptに苦手意識を持たれている方は少なくないようです。 その最大の原因がクロスブラウザ対応という課題であり,本連載ではクロスブラウザ対応のテクニックを詳細に解説します。

ビジネスで成功するためのシステム運用管理のポイント

システムの多様化,技術進歩に伴い,ITシステムの運用管理の必要性が年々高まっています。本連載では,システムの運用管理とは何かについて,現場のニーズと具体的な指針を押さえながらを解説します。

2010年版SEO体得講座

本連載では,いまや企業サイトの戦略の1つとして欠かすことのできないSEOについて,最新トレンドからすぐに使えるTipsまでを紹介します。

小型Linuxサーバの最高峰 OpenBlockS 600活用指南

搭載メモリの増加,CPUクロックの向上など,あらゆる面が強化された期待の新モデルOpenBlockS 600。この記事ではOpenBlockS 600の紹介から,活用するためのさまざまなノウハウを紹介していきます。

はじめMath! Javaでコンピュータ数学

プログラミング言語入門者向けに,知っていると役立つ数学的トピックスを紹介します。簡単な演習問題と解説で,即活用できる知識を目指します。

教科書には載っていない ネットワークエンジニアの実践技術

ネットワークエンジニア,インフラエンジニアのトラブル対応には,時には「教科書通りにいかない」テクニックが必要となります。資格試験では得られないこうした実践的な技術について,実例を元に紹介します。

Googleケータイ,世に現る

2008年9月,Googleが中心となって開発されている「Android」を採用した携帯電話「T-Mobile G1」が発表されました。本連載ではT-Mobile G1を中心にGoogleケータイに迫ります。

連載一覧

gihyo.jp

  • DEVELOPER STAGE
  • ADMINISTRATOR STAGE
  • WEB+DESIGN STAGE
  • LIFESTYLE STAGE
  • SCIENCE STAGE
  • NEWS & REPORT

書籍案内

  • 新刊書籍
  • 書籍ジャンル一覧
  • 書籍シリーズ一覧
  • 新刊ピックアップ
  • ロングセラー
  • 電脳会議

定期刊行物一覧

  • Software Design
  • WEB+DB PRESS
  • Web Site Expert
  • 組込みプレス

最近のコメント