最終回となる今回は,前回触れられなかったScriptタブでのデバッグ方法,Firebugの拡張である「yslow」の説明,そして最後にFirebugの今後について紹介します。
ブレークポイントの設定方法
FirebugではJavaScriptにブレークポイントを設定することができます。次のコードで試してみましょう(ex01.html)。
リスト1 ex01.htmlの抜粋
function Func(){
var num = Math.floor(Math.random()*1);
var h1 = document.getElementsByTagName('h1')[0];
if(num<5){
h1.innerHTML = 'gihyo.jp';
}else{
h1.innerHTML = 'Yahoo!';
}
};
YAHOO.util.Event.on(window, "load", function() {
YAHOO.util.Event.on('change', 'click', Func);
});
Scriptタブよりブレークポイントを設定したいファイルを選択します(図1)。
ファイルを選択したら,次はブレークポイントをセットしたい行の頭をクリックします(図2)。
上では12行目,14行目,16行目にブレークポイントをセットしました。 実行し,ブレークポイントに到達すると,右側に情報が表示されます(図3)。
さらに,Stackタブではスタックトレースを確認できます(図4)。
そしてBreakpointsタブではブレークポイントの確認をすることができます(図5)。
ブレークポイントにさしかかると次のアイコンから次の動作を決定することができます(図6)。
左から順に「Continue」「Step Into」「Step Over」「Step Out」の動作を行います。
試しにStep Intoのアイコンをクリックすると,ブレークポイントの設定されていない次の行へ進みスクリプトが停止することを確認できます。
条件付きブレークポイントの設定方法
Firebugでは,ある条件の時だけスクリプトを停止するという,条件付きブレークポイントを設定することができます。
設定したい行の頭を右クリックすると,次のように条件式を入力するバルーンが表示されます(図7)。
ここに,次のように「num < 5」と入力してみてください(図8)。
これで,このブレークポイントはこの条件式がtrueの時だけにスクリプトが停止するようになります。

