組み合わせテストをオールペア法でスピーディに!

第6回 PICTをより使いやすくする

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PICT活用シートの使い方

PICT活用シートは,Excel 2000以降のExcelで動作します。Windows XP,Windows 2000での動作を確認しています。PICT活用シートを使用するためには以下のものを用意します。

  1. PICTそのもの
  2. 秀丸エディタ V7.02以上※
  3. 秀丸エディタで使用するPICT活用シートのためのマクロファイル3個
  4. Excel 2000以降のExcel
※ 秀丸エディタは一度購入すればバージョンアップは無料です。

PICT活用シートの最新版と秀丸エディタのマクロおよびインストール方法,使用方法を説明したテキストファイルなどをまとめた圧縮ファイルをこのサイトで公開します。記事を最後までお読みください。

PICT活用シートの画面イメージを図3に示します。

図3 PICT活用シートの画面イメージ

図3 PICT活用シートの画面イメージ

PICT活用シートは以下の各部分からなっています。

1~7行目 フリーエリア

ユーザが任意にレイアウト可能なエリアです。テスト大項目番号,小項目番号,作成日,作成者など,実際にユーザが使いやすいようにレイアウトを決めてください。なお5~7行目は非表示になっているため,そのエリアを使いたい場合は書式メニューから行の再表示を行なってください。

デフォルトのフリーエリアのレイアウトを図4に示します。

図4 デフォルトのフリーエリアのレイアウト

図4

9~38行目 パラメータ,値の並び欄

パラメータと,値の並びをカンマ( , )で区切って記入します。パラメータの末尾にコロン( : )は不要です。パラメータと値の並び欄は30行で固定です。デフォルトでは16行目以降は非表示となっています。

この欄を編集する際の注意点があります。

行の削除,挿入は行わないで下さい。代わりに行のクリア,コピーと貼り付けで対応してください。なお第1行目からのコピー,他の行を第1行目に貼り付けなどを行なうと罫線が乱れますのでその場合は面倒でもシート最上部の「数式の編集」欄を経由してコピー,貼り付けを行ってください。

コピー元の行と貼り付け先の行が重なると正しく貼り付けされません。コピー先が重ならないようあらかじめ間をあけておくようにしてください。

パラメータ,値の並び欄のデフォルトを図5に示します。

図5 パラメータ,値の並び欄のデフォルト

図5

41~42行目 サブモデル,オプション欄

2つまでサブモデルを記入することができます。オプション欄には,PICTのコマンドオプションをそのまま記入することができます。

45~94行目 制約条件欄

制約条件を記入します。50行まで用意されています。1行に1ステートメント記入とすることを推奨します。この欄を編集する際は,パラメータ,値の並び欄と同じ注意事項があります。

制約条件欄のデフォルトを図6に示します。

図6 制約条件欄のデフォルト

図6

著者プロフィール

鶴巻敏郎(つるまきとしろう)

岩崎通信機株式会社でビジネスボタン電話機,構内PBXなどのソフトウェア開発を担当。

デジタルコードレス端末(PHS)のソフトウェア開発を経て,2002年より岩通ソフトシステム株式会社に出向。以来,統合テストを中心に組込み系機器のテスト業務にあたる。

URLhttp://www.iwass.co.jp/index.html