2007年のOSS

OSSとの出会い,そして2007年

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2007年のOSS

とりあえず2007年について私にとって,一番近いように見えるPHPとFedora,CentOS関連についてざっと書いてみようかと思います。

2007年のFedora

Fedora Projectの成果物はFedora CoreからFedoraと名前を変えました。今後はどうなっていくでしょう?おそらく多分基本ポリシーはそんなに変わらないと思います。

しかし生まれは同じ(?)のCentOSが徐々にメディアで取り上げられてきているので,メディア的露出度は徐々にCentOSもあがり,そして棲み分けができてくる気がします。

  • 安定した環境の上でサーバ構築をする記事や書籍は徐々にCentOSへ移行
  • より最新のものを特集する記事やムックはFedora

となっていくかもしれないですね。

Fedora,CentOS以外だと2006年はUbuntuがとても流行りました。openSUSEも含め,今後のシェアや棲み分けがどうなっていくかが楽しみです。

2007年のCentOS

北米ディストリビューションのなにがしなディストリビューションであるCentOSですが,元になっているディストリビューションが安定してきてるので,ぱっと見盛り上がっていないように見えるんじゃないかという気がします。しかし,2006年度で明らかに知名度は格段に上がりました。

2007年初旬にはCentOS 5が出てくると思います。

そこでまた新しい技術が取り込まれていたり,出だしとしては安定さが若干下がったりアップグレードに順番に失敗していく人が続出など,良くも悪くも盛り上がるんじゃないでしょうか?

個人的にはそういうワイワイした感じが楽しみです。あと今年こそCentOSユーザー会を立ち上げてまずは飲みに行きたいです!

2007年のPHP

2007年のPHPはどうなるでしょう?

個人的には2006年はPHP界隈ではフレームワークという単語が浸透していった時期だと思いました。2007年はフレームワークの事例がより多くなるでしょう。

ベタなところではSymfony,多分今年中には正式リリースされるであろうZend Framework。⁠多分自分では使いませんが)Zend Platformの動向も見逃せません。

日本ではEthnaはもっと流行るでしょうね。

その他だとチャネルサーバの環境も徐々に整備されてきているので,もしかしたらおそらく脱PHP4から苦労するであろうPEARが今より若干はやらなくなるかもしれません。

2006年は日本でもできるPHPエンジニアが勉強会などを通じてオンライン・オフライン問わずに交流をしっかり持つようになった年だと思います。2007年はそういった人々が新しい価値を日本から発信していくかもしれません。

ちなみにPHP6についてはそんなに期待していません。自分の中でPHPは半分PHP5系で終わりです。しいていうとICUがどういうものか?という辺りはとても興味がありますが…。

2007年のOSS系イベント

彼女連れ,奥さん連れの参加者が増える。いや増えましょうよ!

現地でエンジニアの奥さん同士が,旦那や彼氏を肴にわいわい騒いでいるのは見ていておもしろいですから。

2007年のOSSと私

今年の私の業務的ミッションの1つに大規模サイトを安定して動かすということがあります(多分)⁠

ということで今年はこの辺を今までより攻めてみたいと思います。

  • Apache HTTP Server
  • PostgreSQL(場合によってはMySQLも)
  • 各種ロードバランサー,クラスタリング系OSS
  • 各種監視系

毎年そうですが,2006年も多くの皆さんにお世話になった年でした。感謝です。

2007年も引き続きお世話になると思いますが,もしよかったらまだお会いしたことのない読者の皆さまも含めいろいろ情報交換や交流をお願いしますね。

著者プロフィール

上鍵忠志(じょうかぎただし)

ウノウ株式会社勤務のエンジニア。1972年生まれ,小学生の頃ふとしたことでマイコンと出会い,そのまま青春を(今で言う)ギーク街道を突き進んだ。その後改心して普通の人になる努力をしたがその結果,ちょっとずれた個性的な人と呼ばれるようになる。
妻,息子,猫に見守られながら日々OSSを通して技術共有に,人脈交流に精力的に活動している。

URLhttp://www.unoh.net/

URLよくきたblog