Adobe AIRで作るデスクトップアプリケーション

第9回 Flash CS3による開発

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

アップデータのインストール

去る8月21日,Adobe LabsにてAdobe AIR update Beta 1 for Flash CS3 Professionalが公開されました。このアップデータをFlash CS3に適用すれば,ようやくFlashでもAIRアプリケーションが開発できるようになります。早速インストールして開発手順を見ていきましょう。

アップデータは上記のページからダウンロードできます。Flash CS3の日本語版を使っている場合は「Japanese」というリンクを辿って日本語版のアップデータを入手しましょう。もっとも,日本語版と言っても「日本語版のFlash用」という意味で,インターフェース自体は英語です。このアップデータをダブルクリックしてインストールするとFlash CS3にAIRの開発環境が追加されます。

Flash CS3日本語版に対応したアップデータが用意されている

ファイルやフォルダのアイコンを取得できるFlash CS3日本語版に対応したアップデータが用意されている

ファイルの新規作成

アップデート後のスタートアップスクリーンには,「Flash File(Adobe AIR)」という新規作成項目が追加されています。これを選択すると,AIR用にパブリッシュ設定された新規ドキュメントが開きます。今回のアップデータ(以下,Beta 1)では,[ファイル]メニューからの新規作成には対応していません。

スタートアップスクリーンからAIR用の新規ファイル作成が可能

スタートアップスクリーンからAIR用の新規ファイル作成が可能

ファイルを新規作成すると,「About Authoring for Adobe AIR」というダイアログが表示されます。ここには,AIRアプリケーションの設定が[コマンド]メニューからできることや,ムービープレビュー時にAIRの実行環境でアプリケーションが起動されることなどが書かれています。通常は「Dont show me again(次回から表示しない)」にチェックを入れたいところですが,Beta 1では機能せず毎回表示されます。

ファイルの新規作成時に表示される概要ダイアログ

ファイルの新規作成時に表示される概要ダイアログ

スタートアップスクリーンから新規作成する以外にも,既存のファイルのパブリッシュ設定を変更することでAIR用の書き出し設定にできます。アップデート後のパブリッシュ設定ダイアログでは,[Flash]タブの[バージョン]で「Adobe AIR 1.0」が選択できるようになっています。

AIR用のパブリッシュ設定が追加されている

AIR用のパブリッシュ設定が追加されている

著者プロフィール

タナカヤスヒロ

早稲田大学卒業後,DTP業務を経てマルチメディア系制作会社へ。Macromedia Directorにのめり込む。フリーランスとなりFlashにシフトしてからもデスクトップ絡みの仕事が絶えず,Apolloにも勝手に縁を感じている。現在株式会社antsに所属。ants Lab.にも記事を上げている。

URLhttp://labs.anthill.jp/

著書

コメント

コメントの記入