小飼弾のアルファギークに逢いたい♥

#13 シックス・アパート 宮川達彦

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今回の対談相手は,シックス・アパート(株)勤務で,現在サンフランシスコ在住の宮川達彦さん。本誌でも連載や特集でこれまで何度もご執筆いただいていますが,渡米して数年,アメリカでの生活はどんな感じなのでしょうか?

左:宮川達彦氏,右:小飼弾氏(撮影:武田康宏)

左:宮川達彦氏,右:小飼弾氏(撮影:武田康宏)

経歴

弾:お久しぶりです。

宮川(以下,宮)お久しぶりです,どうも。

弾:最初に,あらためて簡単な経歴を。

宮:東京大学の理学部情報科学科でコンピュータサイエンスの勉強をしていて,2年のときにオライリー・ジャパンでバイトを始めました。そのときはコンピュータというより事務系の仕事で,4年になったときにオン・ザ・エッヂ注1でアルバイト。それが1999年。上場前で,弾さんが入る…。

弾:前ですよね。そう,先輩なんですよ,オン・ザ・エッヂでは。

宮:僕が2ヵ月くらい前に入って。それから5年くらいライブドアにいて,2005年からシックス・アパートの日本法人で2年間働いた後に,2006年の11月からサンフランシスコに転勤という形ですね。

注1)
現(株)ライブドア。

シックス・アパートに入ったわけ

弾:シックス・アパートに入ったのはどんなきっかけなんですか?

宮:ライブドアについては,まあ僕が辞めた後にいろんなことがあったので,そのこと自体は関係ないんですけど…。

弾:そうそう。一応,ちゃんと釘さしておきますよ。僕らは関係ないんでそこのところよろしくお願いします(笑)。

宮:会社自体がだいぶ大きくなってきてたので,もうちょっといろんなことができてかつ外資系というのかな。日本だけにフォーカスしたプロダクトとか受注系の仕事はしばらくいいかなっていう感じがしたので。それでいろんな会社を,グーグルとかも含めてあたって。で,会社の規模とPerlをメインで使ってるっていうことと,シックス・アパートの創業者でCTOのBen注2と個人的な交流もあったし。その辺が決め手ですね。

注2)
Ben Trottさん。

シックス・アパートでの仕事

弾:今,シックス・アパートでの仕事はどんな感じなの?

宮:基本的にはソフトウェアエンジニア。日本法人に入ったときは一応Vice Presidentっていう形だったんですけど,日本にいたときからほとんど1人で,USのプロジェクトにリモートで参加してという形だったんで,USに入ったときには自然とソフトエンジニアでいいよねっていう感じですね注3)。

弾:人のマネジメントはあんまりやってなかったという理解でいいのかな。

宮:そうですね。ライブドアにいたときはもうバリバリやってましたけど,シックス・アパートに入ってからはほとんどやってないです。

弾:すいません,バリバリやる羽目になったのは,僕のせいということもあるんですけども(笑)。

宮:いえいえ。

弾:宮川さんとあともう1人,山崎という,一度社長をやった人注4もいるんですけど,この2人がいたおかげで,証券会社の人に(オン・ザ・エッヂのCTOを)辞めてもいいですよねえ…っつって。勝手に辞められないんです。上場しちゃうと。まあ,それは置いといて。

注3)
日本法人での現在の肩書きは「執行役員(技術担当)」。
注4)
現(株)ゼロスタートコミュニケーションズ代表取締役社長の山崎徳之さん。

オン・ザ・エッヂ時代

編集部:お2人は一緒に仕事してたことも…?

宮:ありますね。

弾:もうほとんど面倒見てない。少なくとも宮川さんに関しては僕が最も面倒見の悪い上司というのか,放置してた上司だと思う。

宮:僕,最初の一番でかい仕事は弾さんの尻ぬぐいでした(笑)。

弾:そうそうそう。

宮:弾さんがミーティングで「できるよ」って言って受けた仕事で,誰もそれやってなくて,で…(笑)。

弾:そうそう,それは僕の責任だから。でも,何と言えばいいのかな,麗しき伝統…。伝統にしちゃったよ,おい(笑)。

宮:それを3日ぐらいでやったっていうのでたぶん「なんかすげえな」って堀江さん注5が目をつけたって感じ。それはまだバイトのときだったんですけど。

弾:初めからできる子と一緒にいたら,これはもう,何もしないのが(自分にとっては)一番の仕事でしょう,って感じになった。(その節は)ありがとうございます。

宮:いえいえ。

注5)
元ライブドア社長の堀江貴文さん。

著者プロフィール

小飼弾(こがいだん)

ブロガー/オープンソースプログラマー/投資家などなど。ディーエイエヌ(有)代表取締役。1999~2001年(株)オン・ザ・エッヂ(現(株)ライブドア)取締役最高技術責任者(CTO)。プログラミング言語Perlでは,標準添付最大のモジュールEncodeのメンテナンス担当。著書に『アルファギークに逢ってきた』(2008年5月,技術評論社)。ブログは『404 Blog Not Found』

URLhttp://blog.livedoor.jp/dankogai/

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