Android Studio最速入門~効率的にコーディングするための使い方

第3回 はじめましてのAndroidアプリケーション

この記事を読むのに必要な時間:およそ 7 分

はじめに ─使用環境の確認

どうにかAndroid Stduioのインストールも完了しましたので,簡単なプロジェクトを作成させて,Android Studioの大まかな開発の流れをつかんでみましょう。

なお,筆者が試した環境の詳細は表1,2のとおりです。Android Studioは v0.1(ビルド番号:IA-130.677228)で,特に断りがなければMac版について解説しています。

表1 動作確認を行った環境の詳細(Mac)

プラットフォームMac OS X 10.8.3
Android Studio起動JVMJDK 1.6.0_29(64bit)
Android SDK4.2.2
コマンドライン上のJDKJDK 1.7.0_21(64bit)

表2 動作確認を行った環境の詳細(Windows)

プラットフォームWindows 7 Professional SP1
Android Studio起動JVMJDK 1.7.0_21(32bit)
Android SDK4.2.2
コマンドライン上のJDKJDK 1.7.0_21(32bit)

Android SDKはAndroid Studio付属のものです。筆者の場合,既存のAndroid開発環境は持ち合わせていませんので,上記以外にAndroid関連の設定は一切ありません。すでにAndroid開発環境を持っている方は,環境変数ANDROID_SDK_HOME~/.androidなどを一時待避しておくと,無用なトラブルに悩まされないで済むかと思います。

説明上の注意

今回からAndroid Studioの操作説明が入ります。説明の都合上,以下のルールで画面や機能について記述します。

  • 画面名や画面上の項目はカッコ(⁠」⁠で示します(例:「Preferences」⁠Appearance」など)
  • 設定画面など,画面内の特定のタブや項目を指示する場合はスラッシュ(/)で区切って示します(例:「Preferences / Appearance」Preferences画面のAppearanceを選ぶ)
  • メニューバーの機能についてはカッコ(⁠」⁠と矢印(→)で示します(例:「File→New...」FileメニューのNew...項目を実行する)

まず,その前に

いきなり出鼻をくじいてすいません。プロジェクトを作成する前に最低限の設定をしておきましょう。Android Studioの主な設定は「Preferences」で行います(Windows版/Linux版では「Settings」⁠ 図1のとおりウェルカム画面の「Configure → Preferences」で設定画面に移ります。

図1 Preferences画面の開き方(クリックすると操作の動きがわかります)

「Preferences」やそれ以外の設定については,別の回で説明しますので,細かい話は割愛します。

プロキシの設定

職場などファイアウォール内のネットワーク上でAndroid Studioを試す場合に設定が必要です。⁠Preferences / HTTP Proxy 」でプロキシサーバを指定してください図2)⁠

図2 Preferences / HTTP Proxy

図2 Preferences / HTTP Proxy

日本語フォントの設定(Windows版のみ)

Windows版に限った話ですが,デフォルトの設定では日本語がトウフ(□)になりますので,⁠Preferences / Appearance / Override default fonts by(not recommended) 」で日本語フォントを指定してください図3

図3 Preferences / Appearance

図3 Preferences / Appearance

「not recommended(非推奨)⁠とありますが,気にせず設定しましょう。筆者の好みの設定は表3のとおりです。

表3 筆者が好むフォント設定

設定項目NameSize
WindowsSansSerif.plain11
MacLucida Grande11

ダークテーマ「Darcula」の設定

Googleが公開しているAndroid Studioのスクリーンショットはダークテーマなのに,立ち上げてみたら普通のアプリケーションっぽくでガッカリした方もいるでしょう。ダークテーマに憧れてAndroid Studioに興味をもった方もいると思うので,こちらもさっさと設定してしまいましょう。

テーマの変更は,日本語フォント指定で紹介した「Preferences / Appearance / Themeで行います。テーマ名はDarculaです図4

図4 Appearanceでのテーマ変更

図4 Appearanceでのテーマ変更

テーマ変更は必須というわけではありませんが,エディタのカラー設定がデフォルトより良い感じなので,早々に設定変更してしまいましょう。

日本語フォント変更やテーマ変更を有効にするには,一度Android Studioを終了して,再度立ち上げ直してください。

著者プロフィール

今井勝信(いまいまさのぶ)

システムエンジニア。日本ユニシス株式会社所属。仙台在住。

Android開発はまったくやったことがないけれどIntelliJ IDEAが大好き。

Twitter: @masanobuimai

コメント

コメントの記入