ソフトウェア開発の必須アイテム,BTSを使ってみよう

第6回 運用の開始

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BTSの選定とセットアップが終了したら,いよいよ本格運用の準備に取り掛かることになります。慣れない方はここまででも相当神経を擦り減らせたことかと思いますが,せっかく始めたBTSの導入です,まず行うべき作業をしっかり押さえておきましょう。

最初にやること

MLの準備

チケット全体の動きをメールで流したい場合は,BTS専用のMLを作ってそこに送ると便利です。BTS自体の機能でもいいのですが,より柔軟に運用できます。

プロジェクトの作成

最初にやることはプロジェクトの作成です(BTSによってはインストール時に作成します)。管理者やMLのメールアドレス等を入力することになりますので,前もって準備しておきましょう。

プロジェクトの作成(Mantisの場合)

プロジェクトの作成(Mantisの場合)

項目のカスタマイズ

プロジェクトの性質により,足りない項目があれば追加しましょう。あまり神経質になる必要はありませんが,明らかに余計な項目があれば消しておくのも良いでしょう。実際の運用上,コンポーネントの項目は担当者別と同じような意味を持ちますので(主にそのコンポーネントの担当が修正も行うので),体制に合わせて分割しておくと後々便利です。

メンバーの追加

プロジェクトにアサインされているメンバーを登録します。役割に合わせて権限を設定しておきましょう。

このときサブ管理者を任命してメンバーの追加登録を代行して貰えるようにしておくと便利です。

BTSのURLをすぐわかるようにしておく

運用開始のときにBTSのURLをメールでメンバーに通知するわけですが,メールは後々埋もれてしまい見失いがちですから,会社のWikiや社内ホームページのわかりやすいところにリンクを貼っておきましょう。

テスト用チケットを流す

準備が整ったらメンバーにBTSを触ってもらいます。このときただ触っておくように連絡するより,テスト用のチケットを作って各メンバーにアサインしてあげると良いでしょう。アカウント設定のチェックにもなります。

著者プロフィール

山本健(やまもとたけし)

ウノウ株式会社 QAエンジニア。パーソナルコンピュータ黎明期にPCを使い始めるも,若気の至りか芸術の道へ大きく寄り道し東京芸術大学大学院で油画を専攻。在学中から始めたサイト制作・携帯コンテンツ運営などを経て2003年より株式会社BEATにて受託開発のテスト業務に携わる。2006年4月よりウノウに参戦し,より早くより深いWebアプリケーションの品質管理を目指して奮闘中。画家としても活動しており,見た目からは連想できない繊細な画風で世間の注目を集めている。白日会会員。

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