Cassandraのはじめ方─手を動かしてNoSQLを体感しよう

第3回 Cassandraのデータモデルを理解する

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キースペース ─最上位のデータ構造

最も上位のデータ構造が,キースペースです。RDBMSで言うところのデータベースにあたるもので,カラムファミリーの集合を持ちます。

Keyspace
keyString
valueColumnFamily[]

カラムに対しての操作を行う場合,第1次元は必ずキースペースになります。たとえば「Sample1」というキースペースで,今までのデータ構造とまとめるために全体を絵にしてみると,以下のようになります。

画像


なんとなくイメージをつかんでいただけたでしょうか?

あらためて4つのデータモデルの特徴をまとめると,次の表のようになります。

名前説明設定方法タイムスタンプ
カラムCassandraのデータ最小単位動的持つ
スーパーカラム複数カラムの集合動的持たない
カラムファミリカラムまたはスーパーカラムの集合設定ファイルに指定持たない
キースペース最上位の構造。複数のカラムファミリを持つ設定ファイルに指定持たない

感覚がつかめてきたでしょうか? そうであれば幸いです。

CassandraのWikiページにも,データモデルについてくわしい説明が載っていますので,そちらもご覧になってください。

データモデルの和訳
URL:http://wiki.apache.org/cassandra/DataModel_JP
データモデルの本文
URL:URL:http://wiki.apache.org/cassandra/DataModel

長くなってしまいましたが,次回は設定とJavaコードからのアクセスの基本について見ていきます。

著者プロフィール

大谷晋平(おおたにしんぺい)

オープンソースプログラマ。WebフレームワークT2の開発をしながらHadoop/NoSQLミドルウェアにも手を出す。最近ではもっぱらHadoop,Cassandra,Avro,kumofsなどに興味津々。

blog:http://d.hatena.ne.jp/shot6/

Twitter:http://twitter.com/shot6/