はじめに
今回は本連載では初となるラボを訪問してきました。ALPSLABのあるアルプス社は,あのYahoo!地図情報を担当する「地図の会社」です。地図を使ったサービスの舞台裏についていろいろとお話を伺ってきました。
自己紹介
――まずは自己紹介をお願いします。
大野:大野です。ALPSLABでは主にサーバ側の開発をしています。最近はJavaのエンジンをRubyで書き直したりしています。ラボ以外でもサーバ側の開発を行っていて,そちらはCとJavaが半々くらいです。
岩澤:岩澤です。普段の仕事は,略地図のような地図に関する研究開発をR&D 部で行っています。ALPSLABでは,ALPSLAB designやALPSLAB print,あとはモバイル版の開発をしています。
二宮:二宮です。ALPSLABでは企画とディレクションをやっています。普段の仕事は……社内ニートです(笑)。
入山:入山です。私も二宮と一緒で,普段は何をやっているかわからない状態なんですけど(笑),ALPSLABでは外の方に向けた情報発信や各社さんとのコラボレーションの調整などを担当しています。
ALPSLABとは
――アルプス社は名古屋が本社なんですよね。みなさんも名古屋在住なんですか?
入山:オール名古屋です。純名古屋製。
――もともと地図が好きだったんですか?
全員:……。
――あれ?(笑)
二宮:たぶんみんな地図を使ってできることが好きなんだと思うんですよ。地図って表現方法の一つじゃないですか。そこに可能性を感じているというか,Webを使っていろんなことができるのが好きっていうか。まあ,会社には地図を眺めるのが好きという人もいっぱいいますけど(笑)。
――ALPSLABを始めるきっかけは何だったんですか?
入山:もともと社内で新しモノ好きたちが勝手にいろいろやっていたんですが,「勝手にやっていても世の中には公開できないよね」という話になりまして,それで会社にALPSLABという形で認めてもらったんです。
――社内での位置づけはどうなんですか? 期待されてます?
二宮:割と冷ややか(笑)。アルプス社は地図を作っている会社ですので,Webについて理解してもらうのが難しいかったんですよね。
入山:でも,ALPSLAB printという地図の印刷サービスを出したときは,紙だからですかね,「ラボって意外とやるじゃないか!」みたいな感じで,やっとわかっていただけましたね。
ALPSLAB入りたい!
――ラボのメンバーになるにはどうすればいいんですか?
入山:金曜日に定例会議をやっているんですが,そこにいると自然に「お前これやれ!」みたいに仕事がふってきますね。それでいつの間にかメンバーになるんだと思います。
二宮:でも,最初のときから正式なメンバーは増えてないんですよ。Webが好きな人たちがガーっと集まっただけなんで,あんまり組織化はしてないですね。
――メンバーの証みたいなのはあるんですか?
入山:証というか,マグカップは作りました。
――おそろいの?
入山:そう。50個作ったんですよ。でも,結構人気で,すぐに売れちゃいました。
――それは新しいビジネスの予感が(笑)。ALPSLABにデザイナさんはいらっしゃるんですか?
二宮:デザイナじゃないんですが,デザインセンスのある人がいて,デザインはその人が全部やっています。
岩澤:今はアイコンを作ってくれるドッターが欲しいって言ってましたよ。
入山:ALPSLABに一番入りやすいのはドッター(笑)。
岩澤:この前,「萌えちず」をデザインしてくれた人にも入ってもらいたいなあ。
――その方はまだメンバーじゃないんですか?
二宮:そうですね。社内でちゃんとした地図をデザインをしている人です。
岩澤:昔コミケで活動していたという話を聞いたのでお願いしたんですけど,最近の萌え事情はわからないと言ってましたね。
大野:だから,相談されましたよ。「最近の萌えってどんなの?」って。とりあえず,「メイドか妹?」という話をしたんだけど(笑)。


