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目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパート

第2回 iPhone SDKの入手と設定

今回は,実際のiPhoneアプリ開発に必要なSDKの入手方法,さらにその基本設定を中心に解説します。

iPhone SDKとは

第1回では,iPhoneの開発環境であるXcodeについて説明しました。そもそもXcodeは,基本的にMac向けのアプリケーションを開発するためのツールです。そこで,これを使ってiPhoneアプリを開発するために「iPhone SDK」という開発キットを追加でインストールする必要があります。iPhone SDKをインストールすることで,XcodeからCocoa Touchを使ったり,開発中のアプリをMac上で動かすための「iPhone シミューレータ」を使ったりできるようになります。

また,あらかじめXcodeがインストールされていない場合でも,iPhone SDKをインストールする際にXcodeを一緒にインストールすることができます。まずはiPhone SDKの入手から始めましょう。

iPhone SDKの導入

iPhone SDKはアップルのiPhone開発者向けWebサイトで配布されており,ダウンロードするためには「Apple ID」の登録(無料)が必要です。iTunesを使って音楽などをダウンロードしたことがある方や,オンラインのApple Storeで商品を購入したことがある方など,既にご自身のApple IDをお持ちの方はそれをそのまま使うことができます。持っていない方はこの機会にApple IDを取得しましょう。

Apple Developer Connectionへアクセス

まずは,アップルの開発者向けウェブサイトである,Apple Developer Connectionへアクセスします。

2008年11月現在のApple Develper Connection。左半分にiPhone Developer Program関連のリンクが集約されている

2008年11月現在のApple Develper Connection。左半分にiPhone Developer Program関連のリンクが集約されている

iPhone Developer Programの中から,iPhone SDKのダウンロードリンクを探してクリックします。

iPhone SDKのダウンロードページ。左側にダウンロードのリンクが用意されている

iPhone SDKのダウンロードページ。左側にダウンロードのリンクが用意されている

ここから先は英語のページになりますが,書かれていることのすべてを理解する必要はありません。あせらずに進みましょう。

Apple IDの登録

Apple IDの確認。すでに持っている場合は左側の「Log in」を,持っていない場合は右側の「Create Apple ID」をクリック

Apple IDの確認。すでに持っている場合は左側の「Log in」を,持っていない場合は右側の「Create Apple ID」をクリック

すでに持っているApple IDを利用する場合は Log in(ログイン)を,新しくApple IDを作成する場合は Create Apple ID(Apple IDの作成)をクリックします。

必要事項の記入例。取得済みのApple IDを使った場合は情報が不足している項目のみが記入の対象となる

必要事項の記入例。取得済みのApple IDを使った場合は情報が不足している項目のみが記入の対象となる

必要事項を入力します。Apple IDを持っている場合でも,連絡先などの情報が追加で必要な場合があります。取得済みのApple IDで日本語の名前などを使用している場合,その部分が「??」などと表示される場合がありますが,気にせずに先へ進んでください。既存のApple IDでうまく登録できない場合は,新しいApple IDを作成しましょう。Apple IDは通常メールアドレスを使いますが,すでに他のアカウントを取得している場合はメールアドレスではない任意の名前でもかまいません。

先に進むといくつかの質問と選択肢が用意されていますが,わかる範囲で回答してください。規約に同意(チェックを入れて「I Agree」をクリック)すると,iPhoneアプリ開発者としてのApple IDが仮登録されると同時に,登録したメールアドレスに確認メールが届きます。メールの本文中に「Download Free SDK」のリンクがありますので,クリックして登録を完了してください。

iPhone Dev Centerへログイン

無事登録が完了すると,登録したApple IDを使ってiPhone Dev Centerにログインできます。上記メールのリンクをクリックすると,ログインされた状態でこのページが開きます。

iPhone Dev Center(ログイン前の画面)。アプリ開発に必要なものが揃っているので,ブックマークしておくと便利

iPhone Dev Center(ログイン前の画面)。アプリ開発に必要なものが揃っているので,ブックマークしておくと便利

ログインできていない場合は,右上の「Log in」をクリックし,Apple IDとパスワードを入力してログインします。

iPhone SDKのダウンロード

ログインしたら,ページの中からiPhone SDKのダウンロードリンクを探し,クリックしてダウンロードしましょう。iPhone SDK for iPhone X.X(X.XはiPhone OSのバージョン)のようなリンクがそれです。iPhone SDKにはXcodeも含まれているため,それなりにサイズが大きくダウンロードに時間がかかります。他にもいくつかのリンクが用意されていますが,今回ダウンロードするものはこの1つだけです。

iPhone SDKのインストール

ダウンロードが完了すると,いよいよインストールです。ダウンロードしたイメージを開き,中にある「iPhone SDK.mkpg」をダブルクリックして実行します。

iPhone SDKの中身。mkpg形式のインストーラを使ってインストール

iPhone SDKの中身。mkpg形式のインストーラを使ってインストール

「iPhone SDK のインストール」が表示されたら,画面の指示に従って先に進みます。途中,インストールの種類を選択するステップがありますが,何も変更せずに「続ける」をクリックしてインストールを進めてください。Xcodeなど必要なツールがインストールされていない場合でもすべて一緒にインストールされますので安心してください。

インストールは成功しましたか? それではさっそく,Xcodeを起動してみましょう。

著者プロフィール

皮(かわ)

1980年宮崎県生まれ。納豆好き。

アイフォーンの皮:http://mixi.jp/view_community.pl?id=3531790

コメント

  • すみません、ご質問宜しいでしょうか。

    「iphone_sdk_3.1.2_with_xcode_3.1.4__leopard__9m2809」をダウンロードしたのですが、新規プロジェクトのテンプレートの中に「iPhone OS」という項目が表示されず、「View-Based Application」などのテンプレートをクリックする事が出来ません。(「iPhone OS」の項目がなく、「Mac OS X」のみ)
    こちら原因などあれば、ご教示頂けますと大変光栄です。
    すみません(><)
    宜しくお願い致します。

    Commented : #1  miy0shi (2009/10/12, 14:33)

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