日本から米国へ,米国から日本へ。IT系スタートアップ企業の海外ビジネス最前線

第1回 米国企業が日本市場にチャレンジ!『MA7 Ninja Challenge Palo Alto』イベントレポート

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今,日本IT企業におけるアメリカ西海岸への進出がアツイです。同時に,目まぐるしい勢いで日々スタートアップ企業が誕生しているアメリカ西海岸から日本市場へのチャレンジも活況を見せ始めています。

ビジネスがグローバルに活性化する中,日本最大のWebアプリ開発コンテストMashup Awards 7(以下MA7)の出張イベント,その名も『MA7 Ninja Challenge Palo Alto』が,シリコンバレーの中心地パロアルト市で開催されました。

Ninja Challenge は,アジア市場,特に日本市場に関心のあるアメリカのスタートアップ企業がプレゼンテーションを競うピッチ大会です。

10社のピッチ参加企業,70名以上の来場者が集まり,熱気を帯びた会場の様子

10社のピッチ参加企業,70名以上の来場者が集まり,熱気を帯びた会場の様子

開場からピッチ開始前の時間は,ネットワーキングタイムです。コネクションはビジネスにおいてとても重要。ネットワーキングを目的として参加するピッチ参加企業,来場者も多く,皆,精力的に交流を広げています。

開始と同時に会場を彩るフード

開始と同時に会場を彩るフード

サンフランシスコで人気のデリDelicaのお惣菜やITO EN(North America)INC.(伊藤園)のお茶,アメリカらしい巨大なピザが並びます。ITO ENのお茶は,無糖でヘルシーなドリンクとして健康志向の高い西海岸のIT企業でも続々と導入されているそうです。

日本のイベントでは,イベント終了後の懇親会でお酒が入ってやっと打ち解けて話せる傾向がありますが,こちらでは開始直後から積極的に交流が始まります。

キーノート

Expert Advisorの1人,エバーノートジャパン会長・外村仁さんらによるキーノート。Evernoteの売上に対する日本市場の割合は1位の米国の36%に次ぐ27%で,日本のマーケットが重要なシェアを占めていること,また,Evernote関連のガイドブックがすでに30冊以上出版されていてプロモーションに貢献していることなど,外村さんは,Evernoteの日本進出の際の成功のポイントなどを具体的な数値や事例を挙げて披露しピッチ参加企業から高い関心を集めていました。

外村氏によるキーノート

外村氏によるキーノート

ピッチの様子

ピッチは,プレゼン3分+質疑応答3分を1セットにテンポ良く進みます。参加企業は,日本でも知られている企業から,まだメディアへの露出も少ない出来たてのスタートアップ企業まで幅広く集合。スタートアップ当初から,中国,インド,ベトナムなどでのオフショア開発に取り組んでいる点が印象的でした。

ピッチの様子

ピッチの様子

Winner決定!!

ジェスチャーによる直感的な操作に対応し,ソーシャルサービス連携などの機能拡張が利用できるスマートフォン,タブレット向けの多機能Webブラウザを提供する,Dolphin Browserに最も多くの票が集まりました。Dolphin Browserは,MA7の2次予選,Mashup Battle 2nd Stageのシード権が獲得できます。

WinnerとなったDolphin Browser開発者たち(中央は川崎氏)

WinnerとなったDolphin Browser開発者たち(中央は川崎氏)

著者プロフィール

佐藤有美(さとうゆみ)

クルキューズ株式会社代表取締役社長。Webコミュニケーションプロデューサー。

所属:クルキューズ株式会社

著書:『Web担当者を育てるコミュニケーション力』技術評論社(共著)

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