gihyo.jp×Mashup Award 5プレゼンツ MA5 コンテスト開催中!受賞の極意

第1回 MA4グランプリ受賞者,山氏に訊く

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今年で5回目を迎える日本最大級のWebアプリケーション開発コンテストMashup Awards(MA)の受賞者の方へのインタビューを連載でお届けして参ります。第1回目のゲストは,昨年度(MA4)の最優秀賞受賞者のKentaro(山 健太郎)さん。MA5への参加登録がお済みの方も,まだ検討中の方もKentaroさんが語る受賞の極意を,ぜひ参考にしてください。

Mashup Awards 5 (MA5)公式Webサイト
http://mashupaward.jp/
昨年度Mashup Awards 4 (MA4) 最優秀賞
受賞作『Chamap』
http://chamap.net/
受賞者Kentaro(山 健太郎)さん

Mashup Awards 4 (MA4) 最優秀賞受賞作『Chamap』

Mashup Awards 4 (MA4) 最優秀賞受賞作『Chamap』

Mashup Awards 4 (MA4) 最優秀賞受賞者 Kentaro(山 健太郎)さん

Mashup Awards 4 (MA4) 最優秀賞受賞者 Kentaro(山 健太郎)さん

Q:MA4最優秀賞受賞作品「Chamap」の紹介をお願いします。

地図の上でコミュニケーションできるとしたら,どんなことができるだろうか?といったところから地図とチャットを組み合わせたコミュニケーションツール「Chamap」の着想を得ました。当時はフリーランスとして仕事をしていたので,アイデアからプログラミング,デザインまですべて1人で制作したかたちになります。通常の業務においても,地図のAPIを扱う仕事をやっていたのですが,⁠マッシュアップアワード」で,APIを使って地図にいろいろな情報を表示できることを知りました。最初は地図にあらゆる情報を載せるようなサイトを作っていたのですが,前年のMA3の最優秀賞ですでにそれが極められていたことに,開発途中で気付いて……(笑)なので,そこにインタラクティブな要素を入れたいと思い,チャット機能を付け加えました。

Q:開発の所要時間は?その時間はどうやって捻出しましたか?

僕の場合は参考にならないというか……。ヒドイと思います(笑)

当時フリーランスとして働いていて,その期間の仕事もあったのですが,Chamapの開発に費やしました。8月1日から8月末まで仕事は一切しないと決めて,ヨメにも宣言しました。だからできたんだと思います。

MAに作品を提出後も,審査期間中はソワソワして仕事が手に付かない。受賞後も興奮して仕事が手に付かない(笑)⁠ 結局,通常の業務に戻るまで2~3ヵ月はかかってしまい,今年の初めは,たまった仕事で悲惨な目に遭いましたね。

家族の理解も,受賞できたからよかったものの,受賞できなかったら単に呆れられていたと思います。自分を追い込んで,まさに背水の陣で望みました。

Q:通常の業務でも「マッシュアップ」を使われていますか?

最近の開発は,何らかのAPIを使うことが多いです。自然にマッシュアップする流れになっていると思います。何かを作ろうとする際,いろいろな技術を入れた方がラクと言うか,1年前よりマッシュアップというもの自体が標準的なものになりつつあるように感じます。

また,⁠マッシュアップ」という言葉の定義も広くなりましたね。⁠AIR」「Google App Engine」など環境的なことまで広く含むようになってきていると思います。

Q:MA4受賞後の仕事や生活,人間関係などに変化はありましたか?

僕の地元はITが盛んなところではないので,その中でWeb関係の仕事をやっていると「何をやっているのだろう?」という雰囲気だったのですが,MA4で最優秀賞をとって,福井県の産業支援センターで受賞記念の凱旋講演をさせていただいた流れから,新聞やテレビなど地元のメディアにも多少取り上げられたこともあって,周りの人たちにも理解されるようになりました。

また,フリーランスとして仕事を始めていても,地元のWeb業界の中で無名でしたし,人とのつながりも当時はあまり無かったのですが,受賞してからは,福井の中でもWeb業界の人たちとのネットワークも広がり,福井でWebのイベントを主催している「WCAF」というチームにも所属し福井を盛り上げる活動も始めました。福井のブランドアップに貢献した人として福井県知事から表彰されたことが一番のサプライズでした(笑)

地元での評価に加え,うれしかったことは,東京で活躍している人たちとのつながりが持てたことが,一番大きな意義があった点ですね。マッシュアップアワードに与えていただいた影響は計り知れないです。

元々は業務系のシステムを作ってWebに転向してから1年ほどで受賞したので,Webの世界については知らないことだらけでした。注目されるようになったけど,まだまだ知らない世界がある。なので,東京の活躍しているところでやってみたいと思うようになりました。アワードに挑戦したことで自分の経験値を高めたいと思うようになりました。

Q:賞金100万円の使い途の理想と現実は?

理想は,MA4に向けた作品を開発中に迷惑を掛けた家族と海外旅行に行こうと思っていたのですが,現実は,今まで忙し過ぎて,まだ行けていません(笑)⁠でも,テレビやブルーレイレコーダーとかは色々買っちゃいました。後は,自分のキャリアアップ,東京進出のために使ったということにしておきましょう。

著者プロフィール

佐藤有美(さとうゆみ)

Kurukuru Stone 有限責任事業組合所属。Webコミュニケーションプロデューサー。

所属:Kurukuru Stone 有限責任事業組合

著書:Web担当者を育てるコミュニケーション力』技術評論社(共著)

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