gihyo.jp×Mashup Award 5プレゼンツ MA5 コンテスト開催中!受賞の極意

第2回 傾向と対策を分析して受賞を狙う!NTTデータ賞受賞者山本氏に訊く

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今年で5回目を迎える日本最大級のWebアプリケーション開発コンテスト「Mashup Awards(MA)⁠ 」の受賞者の方へのインタビューを連載でお届けしています。第2回目のゲストは,昨年度(MA4)のNTTデータ賞(部門賞)を受賞された山本大策さん。現在は,リクルートメディアコミュニケーションズに所属し,新サービス「CREYLE(クレイル)⁠の開発を担当されています。MA5への参加登録がお済みの方も,まだ検討中の方も山本さんが語る受賞の極意を,ぜひ参考にしてください。

Mashup Awards 5 (MA5)公式Webサイト
http://mashupaward.jp/
昨年度Mashup Awards 4 (MA4) NTTデータ賞
受賞作『tunebuzz』http://neupunk.net/tunebuzz/
受賞者山本大策さん

Mashup Awards 4 (MA4) NTTデータ賞受賞作 tunebuzz

Mashup Awards 4 (MA4) NTTデータ賞受賞作『<a hre

Mashup Awards 4 (MA4) NTTデータ賞 受賞者 山本大策さん

Mashup Awards 4 (MA4) NTTデータ賞 受賞者 山本大策さん

tunebuzz開発の経緯

Q:MA4 NTTデータ賞受賞作品「tunebuzz」の紹介をお願いします。

音楽動画を簡単に検索,閲覧して楽しむことができるAdobe AIRアプリケーションです。以前にWebアプリケーションとしてアーティスト名を入れるとYouTube動画やブログ記事を一連で同時に検索できるプログラムを作っていて,その作品でMA3に応募してみたのですが,そのときは何も賞が得られませんでした。それが悔しくて(笑)音楽検索アプリの違った方向性はないかと模索し,検索すら無い感じにしたい,アーティスト名を考えなくてもクリックしていくだけで動画が表示されるようなものがあったら便利なのではないかと思うようになりました。人気曲などが配信されている「iTunesストア」のRSSを利用し,8ヵ国8ジャンルのフィードを取得していることがポイントです。たとえば「日本のポップのトップ10」を表示させて,その中から曲を選ぶと自動的にYouTube検索が始まる仕組みになっています。

Q:開発の所要時間は? その時間はどうやって捻出しましたか?

約1ヵ月で開発しました。自宅で行うこともあったのですが,会社での就業後,業務時間外を使ったのが大半です。MA4に応募することは会社のメンバーにも話していて「これどう思いますか?」といったアドバイスをもらうこともありました。自宅では,当時3歳の息子と1歳の娘がいるので子育てが大変で。基本,深夜に開発していました。子どもを寝かしつけてからが勝負みたいな。眠いときは寝ましたけど,できそうなときはやっていました。深夜の方が集中してやれる感覚もありますね。

MAは仕事でできない技術力の向上の機会

Q:MA4受賞後の仕事や生活などに変化はありましたか?

自分の技術力は向上したなと感じています。仕事でできないことをやれる機会だったので,今まではAdobe AIRなどを使った開発をすることはなかったので,新しい技術に挑戦でき知ることができました。また,MAでは授賞式や各種のイベントが開催されるのですが,それらに参加することでいろいろな人と知り合いになれたことがとても大きいです。最優秀賞を受賞されたKentaroさんとは授賞式の席が隣で,お互い子どもがいるという共通点もあり,話しも盛り上がりました。

Q:通常の業務でもマッシュアップを使われていますか?また,マッシュアップの今後については,どのようにお考えですか?

「マッシュアップ」と言う言葉の定義は難しいのですが,最近のWebサービスは基本ほとんどマッシュアップ作品だとも言えますよね。MA4の応募作品を作っていた頃は,企業向けのWebメールサービスを開発していてAPIサービスも使っていたのですが,メインではなく,あくまでも業務アプリの味付けとして利用するくらいでした。

以前は,RSSを読み込んで表示するだけでもマッシュアップと言われていたりもしていたのですが,次第に複数のAPIを利用して1つのアプリケーション内で表示させるものを言うような流れになってきて。そして,現在は,単にWebアプリだけではなく,iPhoneアプリや様々なデバイスで同時に動くようなものも含めたかたちなっていると思います。

マッシュアップの「色々なものを利用しよう」という考え方,既存のものを組み合わせて新しいものを生み出すことというのは今後も大変重要だと思います。

著者プロフィール

佐藤有美(さとうゆみ)

Kurukuru Stone 有限責任事業組合所属。Webコミュニケーションプロデューサー。

所属:Kurukuru Stone 有限責任事業組合

著書:Web担当者を育てるコミュニケーション力』技術評論社(共著)

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